超高齢化社会を迎えつつある日本。そんな中で近年注目を浴びているのが終活です。
不用品の処分からいつか来る葬儀の申し込み、さらには家族でエンディングノートを用意しておくなど、高齢者だけでなく、若いうちから取り組む人も増えてますよね。
そこで今回は、そんな注目の終活関連銘柄をピックアップ。全7銘柄についてご紹介していきます。
目次
終活の関連銘柄7選
それではいよいよ実際に終活関連の銘柄を見ていきましょう。
今回は介護や不用品の処分、相続対策などなど、終活にとって欠かせない銘柄を7つピックアップし、それぞれ業績や事業内容を詳しく解説していきます。
1. 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(6062)
- 東証1部
- 時価総額537億円
- 2020年6月期売上高196憶1900万円
- 2020年6月期営業利益19億200万円
- PER(予)35.8倍/PBR5.2倍
「株式会社チャーム・ケア・コーポレーション」は、さまざまな種類の有料老人ホームを展開している企業です。
まるで自宅のような安らぎ空間を提供するチャームや、ワンランク上の上質な暮らしを提供するチャームスイート。
さらには和洋食のプレミアメニューまで楽しめるチャームプレミアや、入居者一人に対し1.5人のスタッフ対応が叶うチャームプレミア グランまで、自分好みの住環境を選べるのが魅力なんですよ。
過去一か月の直近高値では2021年1月25日が1,484、同じく直近安値では2021年2月1日が1,302となっています(2021年2月25日現在)。
2. 株式会社エラン(6099)
- 東証1部
- 時価総額848億円
- 2020年12月期売上高260憶5600万円
- 2020年12月期営業利益20億6800万円
- PER(予)55.5倍/PBR13.7倍
病院に入院したり介護施設に入所したり、いざってときに役立つ「株式会社エラン」。病院などで使うアイテムのレンタルサービスを展開している企業です。
具体的にはCSセットっていうパジャマや洗面道具、オムツといったアイテムのセットを展開。またほかにも介護用品のオンラインショップも運営しています。
入院や入所時は本人も家族も慌ただしくなりがちだからこそ、事前準備の手間を減らせるサービスは心強いですよね!
過去一か月の直近高値では2021年1月25日が1,736、同じく直近安値では2021年2月24日が1,334となっています(2021年2月25日現在)。
3. 日本ホスピスホールディングス株式会社(7061)
- マザーズ
- 時価総額158億円
- 2020年12月期売上高49憶1600万円
- 2020年12月期営業利益3億5800万円
- PER(予)72.0倍/PBR12.7倍
訪問看護・在宅介護・ホスピス住宅の3つの事業を展開している「日本ホスピスホールディングス株式会社」。どれも終活には欠かせない分野ですよね。
同社ではそれぞれたくさんのサポートを提供。たとえば訪問看護事業では、看護師のほかリハビリスタッフも在籍し、それぞれリハビリを受けることも可能です。
また在宅介護事業では日常生活を手助けする訪問介護や通所介護を提供。ホスピス住宅事業ではナーシングホームやファミリー・ホスピスを展開しています。
過去一か月の直近高値では2021年2月15日が2,189、同じく直近安値では2021年2月1日が1,664となっています(2021年2月25日現在)。
4. 株式会社アンビスホールディングス(7071)
- ジャスダック
- 時価総額1,385億円
- 2020年9月期売上高91憶7400万円
- 2020年9月期営業利益18億2600万円
- PER(予)74.6倍/PBR24.4倍
超高齢化社会に立ち向かうべく、医心館事業を展開している「株式会社アンビスホールディングス」。
この医心館事業とは、医療が必要で介護施設や在宅ケアが難しい人を受け入れるためのもので、医心館という施設の運営を行っているんですよ。
実際、東北エリアから首都圏エリア、東海エリアなどで展開しています。
過去一か月の直近高値では2021年2月16日と18日が7,490、同じく直近安値では2021年2月1日が4,970となっています(2021年2月25日現在)。
5. 株式会社BuySell Technologies7685
- マザーズ
- 時価総額379億円
- 2020年12月期売上高147憶6400万円
- 2020年12月期営業利益9億6800万円
- PER(予)39.5倍/PBR11.7倍
終活といっても、介護問題ばかりじゃありません。多くの人がまず最初に気になるのが、不用品の処分じゃないでしょうか。
そこで注目の銘柄が「株式会社BuySell Technologies」。リユース事業を展開し、テレビCMでもおなじみのバイセルを運営している企業です。
なかでも注目はCASHっていうサービス。写真を撮るだけ簡易の査定金額がわかり、あとは発送するだけでスタッフが詳細な査定してくれるんですよ。
過去一か月の直近高値では2021年2月16日が3,645、同じく直近安値では2021年2月24日が2,518となっています(2021年2月25日現在)。
6. 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社8309
- 東証1部
- 時価総額1.35兆円
- 2020年3月期売上高1兆5354憶100万円
- PER(予)9.7倍/PBR0.5倍
グループ企業として複数の企業を傘下に抱えている「三井住友トラスト・ホールディングス株式会社」。
あの住信SBIネット銀行株式会社や三井住友信託銀行株式会社もグループの一員なんですよ。
そんな同社だけど、個人トータルソリューション事業を展開。具体的には終活に欠かせない相続承継や、老後を含めこれからの人生を考える資産運用など、さまざまなサービスを提供しています。
過去一か月の直近高値では2021年2月17日が3,703、同じく直近安値では2021年1月28日が3,000となっています(2021年2月25日現在)。
7. ブックオフグループホールディングス株式会社9278
- 東証1部
- 時価総額155億円
- 2020年3月期売上高843憶8900万円
- 2020年3月期営業利益14億2800万円
- PER(予)77.3倍/PBR1.2倍
「ブックオフグループホールディングス株式会社」といえば、その名の通りBOOKOFFでおなじみの企業。本の買い取りや中古本の販売などを手掛けています。
またほかにも、ブランド衣類や宝飾品、骨とう品など幅広い買い取りサービスを行うハグオールも展開。
5番でご紹介した株式会社BuySell Technologiesと同じく、終活では不用品の処分に役立つ企業ですね。
過去一か月の直近高値では2021年2月16日と24日が895、同じく直近安値では2021年1月25日が835となっています(2021年2月25日現在)。
終活関連銘柄は今後さらに注目大!
今回は終活に関連した銘柄を7つご紹介してきました。どれもいざってときに欠かせない、そして終活を考えたときに役立つ銘柄ばかりでしたよね。
また超高齢化社会に向かっている日本だからこそ、今後もさらに注目度が高まってきそうです。
ぜひみなさんもこの機会に終活関連銘柄をチェックして、投資の参考にしてみてくださいね。