知名度抜群!GMOグループの上場企業10件を徹底紹介

私たちの身近な存在でもあるGMOグループ。要となるのがGMOインターネット株式会社で、子会社などを合わせてGMOインターネットグループとも呼ばれています。

インターネット関連や証券会社など幅広く展開してるので、実際にサービスを利用したことがあるって人も多いかもしれませんね。

そんなGMOグループだけど、大企業だけあってグループ内には上場してる企業もたくさん!いずれも知名度抜群の有名企業ばかりなんですよ。

ということでこの記事では、GMOのグループ企業に注目!なかでも上場している10企業について、業績から事業内容まで詳しくご紹介していきます。

要チェック!GMOグループの上場企業10選

それではここから、実際にGMOグループの上場企業をチェック!なんとグループ内で10企業も上場しているんですよ!

それぞれの企業について事業内容や業績などなど詳しく解説していくので、さっそく見ていきましょう。

1. GMOインターネット株式会社(9449)

  • 東証1部
  • 時価総額3,111億
  • 2019年12月期売上高1961憶7100万円
  • 2019年12月期営業利益252億7900万円
  • PBR6.7倍

まず最初にご紹介するのが、「GMOインターネット株式会社」。GMOグループの柱となる企業であり、簡単にいえばグループ内でも親会社ってことですね

数々のグループ企業を抱えてるのはもちろんなんですが、この企業単体ではお名前.comが有名です。これはドメインの取得などができるサービスで、ホームページやブログなどを運営してる人にとってはおなじみでしょう。

それだけに実績も立派で、国内シェアNo.1というから驚き。企業から個人まで、たくさんの人に選ばれているサービスといえるでしょう。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年11月9日が3,050、同じく直近安値では2020年10月23日が2,661となっています(2020年11月17日現在)。

2. GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769)

  • 東証1部
  • 時価総額9,905億
  • 2019年9月期売上高321憶2100万円
  • 2019年9月期営業利益83億100万円
  • PER(予)162.1倍/PBR33.3倍

「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」は、決済サービスなどの分野に強い企業。有名どころでは、通販サイトなどでも見かけるGMO後払いなどを提供している企業ですね

ちなみこのGMO後払いっていうのは、回収作業を代行してくれるサービスのこと。商品を購入した後に後払いで支払えるから、便利で安心なサービスなんですよ!

またほかにも企業へ向けたGMO BtoB早払いやGMO BtoB売掛保証、ECサイト向けのGMO-PG送金サービスなども提供しています。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年11月9日が15,000、同じく直近安値では2020年10月26日が11,920となっています(2020年11月17日現在)。

3. GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(3788)

  • 東証1部
  • 時価総額1,176億
  • 2019年12月期売上高131憶900万円
  • 2019年12月期営業利益14億3900万円
  • PER(予)103.9倍/PBR17.7倍

クラウドやIoTなど、IT関連に強い「GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社」。

たくさんのサービスを提供してるけど、なかでも注目なのがGMO電子印鑑Agreeというサービス。最近なにかと話題の、電子署名などができるサービスです。

またほかにも、IoT分野では車の状態がスマホで確認できるLINKDriveを展開。GMOグループの中でも、これからの時代をけん引するような企業といえそうです。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が13,970、同じく直近安値では2020年11月16日が9,880となっています(2020年11月17日現在)。

4. GMOペパボ株式会社(3633)

  • 東証2部
  • 時価総額277億
  • 2019年12月期売上高89憶4300万円
  • 2019年12月期営業利益7億8300万円
  • PER(予)51.1倍/PBR13.7倍

「GMOペパボ株式会社」は、レンタルサーバーのロリポップ!やドメイン取得のムームードメインでおなじみな企業。ホームページやブログの運営経験のある人なら、みなさん知ってるんじゃないでしょうか。

それだけにインターネット関連の企業としてのイメージが強いけど、実はそれだけじゃありません。近年流行しているハンドメイドマーケットminneを運営してる企業でもあるんですよ!

またほかにもネットショップを作成できるカラーミーショップや、ブログが作成できるJUGEMなど、有名サービスを展開中!私たちにとってもかなり身近な企業といえるでしょう。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が6,500、同じく直近安値では2020年11月2日が4,890となっています(2020年11月17日現在)。

5. GMOアドパートナーズ株式会社(4784)

  • ジャスダック
  • 時価総額113億
  • 2019年12月期売上高435憶3800万円
  • 2019年12月期営業利益4億4500万円
  • PER(予)27.5倍/PBR2.1倍

メディア・アドテク事業とエージェンシー事業の2つの事業をメインに活躍してる「GMOアドパートナーズ株式会社」

具体的にはメディア・アドテク事業では女性向けメディアmichillの運営を手掛けるGMOインサイト株式会社や、コンテンツマーケティングなどを手掛けるGMOアドマーケティング株式会社など。

対するエージェンシー事業ではインターネット広告に強いGMO NIKKO株式会社やWebサイトの運営や集客を支援するGMOソリューションパートナー株式会社などなど。

ひとつの企業じゃなく、グループ企業を複数持ち、それぞれの分野で活躍しています。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が795、同じく直近安値では2020年11月2日が599となっています(2020年11月17日現在)。

6. GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(7177)

  • ジャスダック
  • 時価総額730億
  • 2019年12月期売上高325憶100万円
  • 2019年12月期営業利益97億6200万円
  • PBR1.9倍

上の「GMOアドパートナーズ株式会社」と同じく、いくつかの子会社を抱えてる「GMOフィナンシャルホールディングス株式会社」。

代表的なものでいえば、GMOクリック証券株式会社が有名ですね。インターネット証券会社として知名度が高いので、投資家であればみなさん知ってるんじゃないでしょうか。

またほかにもビットコインなどの取引ができるGMOコイン株式会社なども子会社に抱え、金融取引に長けた企業として活躍しています。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が673、同じく直近安値では2020年10月30日が596となっています(2020年11月17日現在)。

7. GMOリサーチ株式会社(3695)

  • マザーズ
  • 時価総額30億
  • 2019年12月期売上高32憶9000万円
  • 2019年12月期営業利益2億1300万円
  • PER(予)19.5倍/PBR2.2倍

「GMOリサーチ株式会社」は、社名の通りリサーチサービスをメインに提供している企業。国内・海外のオンライン調査を行うことで、マーケティングなどに役立てています。

たとえば国内オンライン調査では、フルサービスで行うものから、セルフで行えるものなどラインナップも豊富。セルフ型ではアンケートの作成から集計までを行えるインターネット調査プラットフォームGMO Market Observerも提供してるんですよ。

ちょっとわかりにくいけど、簡単にいえば企業の課題解決や集客対策などを叶えるために、市場調査してくれる企業ってことですね

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が2,125、同じく直近安値では2020年11月2日が1,748となっています(2020年11月17日現在)。

8. GMO TECH株式会社(6026)

  • マザーズ
  • 時価総額29億
  • 2019年12月期売上高26憶600万円
  • 2019年12月期営業利益2200万円
  • PER(予)144.0倍/PBR3.8倍

「GMO TECH株式会社」は、インターネット広告の分野で活躍する企業。検索エンジンマーケティングであるSEMやアフィリエイトなどのサービスを提供しています。

具体的にはSEMの分野では、検索エンジン対策やインスタグラムの運用代行、インターネット広告などなど。

アフィリエイトの分野では、アフィリエイト広告のGMO SmaAFFiやスマートフォンアプリ向けGMO SmaADなどを運営・提供しているんですよ。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年11月6日が3,290、同じく直近安値では2020年11月11日が2,580となっています(2020年11月17日現在)。

9. GMOメディア株式会社(6180)

  • マザーズ
  • 時価総額31億
  • 2019年12月期売上高41憶4500万円
  • 2019年12月期営業利益6000万円
  • PBR1.5倍

「GMOメディア株式会社」は、メディア事業をメインに行う企業。ポイントを貯められるポイントタウンや小説を投稿できるプリ小説など、複数のメディアを運営しています

そんな「GMOメディア株式会社」だけど、注目してほしいのがポイントCRMっていう事業。これはポイントサイトの構築などをトータルで行うサービスのことなんですよ。

簡単にいえば、ポイントCRMを導入することでポイントサイトの運営が簡単にでき、顧客の獲得につながるってこと。このように他社メディアの運営も支援してくれる企業なんです。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が2,220、同じく直近安値では2020年11月16日が1,670となっています(2020年11月17日現在)。

10. GMOフィナンシャルゲート株式会社(4051)

  • マザーズ
  • 時価総額669億
  • 2019年9月期売上高23憶7900万円
  • 2019年9月期営業利益2億2600万円
  • PER(予)264.5倍/PBR22.0倍

「GMOフィナンシャルゲート株式会社」は、決済関連のサービスを提供してる企業。近年普及しているキャッシュレス決済などに強い企業ですね。

たとえばマルチ決済端末の分野では、クレジット決済やQRコード決済、電子マネー決済といったさまざまな決済方法に対応した端末の導入を支援。

またほかにも自動販売機やコーヒーマシンなどに組み込んで使える組込型決済の分野など、今後のキャッシュレス化を後押ししてくれるんですよ。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2020年10月20日が23,970、同じく直近安値では2020年11月16日が16,690となっています(2020年11月17日現在)。

業界を網羅するGMOグループ!

今回はGMOグループの上場企業についてご紹介していました。インターネット業界を中心に活躍する巨大グループだけあって、それぞれ名だたる企業ばかりでしたよね。

ドメインから決済、金融、メディア運営などなど、いずれも聞いたことのあるサービスばかり。まさにインターネット業界を網羅してるといっても過言ではありません。

数が多いので見落としがちだけど、ぜひ皆さんもこの機会に、今一度GMOグループに注目してみてくださいね。