中堅の建設業！売上3000〜1000億の建設業銘柄32選

土木工事や建設工事、電気設備工事などなど、幅広く活躍している建設業。

普段は気付かないけれど、いつも通ってる道路や通勤に使う電車の線路、働いているオフィスビルなど、まさに私たちの生活を下支えしてくれる業界ですよね。

今回はそんな建設業の中でも、売上が3000〜1000億円までの中堅企業をピックアップ。それぞれ詳しくご紹介していきますよ。

売上3000〜1000億円！中堅建設業32銘柄

それではここから実際に企業を見ていきましょう！売上3000〜1000億円の中堅建設業に絞り込み、全32銘柄ご紹介しますよ。

それぞれ業績や事業内容など詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 株式会社髙松コンストラクショングループ(1762)

引用元：株式会社髙松コンストラクショングループ

• 東証1部
• 時価総額773億円
• 2020年3月期売上高2823憶6600万円
• 2020年3月期営業利益147億2000万円
• PER(予)10.4倍/PBR0.7倍

「株式会社髙松コンストラクショングループ」は髙松コンストラクショングループの主軸でもある持株会社です。

同グループではほかに髙松建設グループと、青木あすなろ建設グループの複数社を抱え、グループ全体で建築・土木・不動産事業を展開しています。

たとえば髙松建設グループの中心でもある髙松建設株式会社では、ホテルや病院、音楽堂など。青木あすなろ建設グループの中心である青木あすなろ建設株式会社では建築技術実績のほか、ダムや空港などの土木技術実績を持っているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月17日が2,263、同じく直近安値では2021年2月24日が2,086となっています(2021年3月22日現在)。

2. 前田道路株式会社(1883)

引用元：前田道路株式会社

• 東証1部
• 時価総額1,810億円
• 2020年3月期売上高2378憶1200万円
• 2020年3月期営業利益195億7500万円
• PER(予)12.7倍/PBR1.2倍

もともとは株式会社高野組という名で創業したという「前田道路株式会社」。経営不振に陥ったのをきっかけに、現在はあの前田建設工業でおなじみの前田グループに名を連ねています。

そんな同社だけど、実はアスファルト舗装工事の先駆けともいえる有名な企業。それだけに道路整備関連では注目で、実績も豊富なんですよ。

実際成田山新勝寺までの表参道を御影石風にする舗装工事や、東京駅から皇居までをつなぐ行幸通り道路景観整備工事など、私たちの身近なところでも活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が2,276、同じく直近安値では2021年2月24日が1,980となっています(2021年3月22日現在)。

3. 株式会社奥村組(1833)

引用元：株式会社奥村組

• 東証1部
• 時価総額1,163億円
• 2020年3月期売上高2263憶7100万円
• 2020年3月期営業利益115億1600万円
• PER(予)14.5倍/PBR0.7倍

大阪と東京に本社を置く「株式会社奥村組」。数々の実績を持つ有名企業なので、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。

そんな同社だけど、とくにトンネル関連に強いのがポイント。つくばエクスプレス常磐道トンネルといった鉄道トンネルや、首都高速中央環状新宿線のトンネルなどに携わっているんですよ。

またほかにも建築設計なども行っており、マンションや学校、運動施設のほか、通天閣リニューアルも手掛けています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が3,155、同じく直近安値では2021年2月22日が2,666となっています(2021年3月22日現在)。

4. 株式会社大気社(1979)

引用元：株式会社大気社

• 東証1部
• 時価総額1,070億円
• 2020年3月期売上高2253憶7800万円
• 2020年3月期営業利益154億3900万円
• PER(予)13.4倍/PBR0.9倍

設備工事会社である「株式会社大気社」。空調システムや塗装システムといった分野で活躍している企業です。

なかでも自動車塗装設備では注目度高めで、高いシェアを誇っているんですよ。

また海外で活躍する企業しても有名で、アジアをはじめアメリカやヨーロッパの各国でグループ展開しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月23日が3,195、同じく直近安値では2021年2月26日が2,810となっています(2021年3月23日現在)。

5. 株式会社トーエネック(1946)

引用元：株式会社トーエネック

• 東証1部
• 時価総額764億円
• 2020年3月期売上高2248憶4300万円
• 2020年3月期営業利益133億700万円
• PER(予)10.3倍/PBR0.7倍

愛知県名古屋市に本社を置く「株式会社トーエネック」。建設業の中でも設備工事を主力としている企業です。

具体的には電力供給設備工事や電気設備工事、空調衛生設備工事など。東海エリアを中心に、日本国内及び海外でも活躍しているんですよ。

実際、長野県にある善光寺仁王門前の無電柱化工事や、名古屋城本丸御殿の電気設備工事など、たくさんの実績を持っています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月18日と19日が4,090、同じく直近安値では2021年2月26日が3,580となっています(2021年3月22日現在)。

6. 東洋エンジニアリング株式会社(6330)

引用元：東洋エンジニアリング株式会社

• 東証1部
• 時価総額260億円
• 2020年3月期売上高2190憶9400万円
• 2020年3月期営業利益18億9000万円
• PBR0.8倍

「東洋エンジニアリング株式会社」はその名の通り総合エンジニアリングのほか、設備工事などを手掛ける企業です。エンジニアリングの分野では大手企業ですね。

具体的にはエネルギーや石油精製から、社会インフラや環境、医薬・ファインケミカルまで。さまざまなジャンルで活躍しているんですよ。

その活躍は日本国内にとどまらず、アジアをはじめとした世界各国でもグループ展開しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月16日が723、同じく直近安値では2021年2月22日が497となっています(2021年3月22日現在)。

7. 三機工業株式会社(1961)

引用元：三機工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額840億円
• 2020年3月期売上高2076憶8400万円
• 2020年3月期営業利益106億7400万円
• PER(予)14.5倍/PBR1.0倍

総合設備建設会社として活躍している「三機工業株式会社」。あの三井グループに一員として名を連ねている企業ですね。

建築設備事業やプラント設備事業を展開し、それぞれ建築設備事業ではビル空調衛生など、プラント設備事業では機械システム事業や環境システム事業などを行っています。

またほかにも不動産事業も展開していて、幅広く活躍している企業なんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が1,530、同じく直近安値では2021年2月22日が1,283となっています(2021年3月22日現在)。

8. 株式会社ユアテック(1934)

引用元：株式会社ユアテック

• 東証1部
• 時価総額609億円
• 2020年3月期売上高2027憶6000万円
• 2020年3月期営業利益67億6200万円
• PER(予)11.7倍/PBR0.5倍

宮城県仙台市に本社を置く「株式会社ユアテック」。総合設備会社であり、東北電力グループの一員です。

ビルや公共施設などの電気設備工事や、配電線工事などの電力設備工事といった事業を展開しています。

またほかにも再生可能エネルギー発電設備に関する施工から、モバイル通信工事などの情報通信工事まで、幅広く活躍しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日と22日が863、同じく直近安値では2021年3月5日が769となっています(2021年3月22日現在)。

9. 日本電設工業株式会社(1950)

引用元：日本電設工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額1,274億円
• 2020年3月期売上高1982憶4400万円
• 2020年3月期営業利益164億9500万円
• PER(予)13.6倍/PBR0.8倍

電気工事を主軸とし、鉄道電気工事・一般電気工事・情報通信工事を展開している「日本電設工業株式会社」。

なかでも鉄道電気工事は要チェックで、在来線や新幹線など幅広く事業展開。電車線工事や信号工事などを行っています。

まさに鉄道電気工事の分野におけるリーディングカンパニーとして、業界を代表する存在なんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が2,075、同じく直近安値では2021年2月26日が1,880となっています(2021年3月22日現在)。

10. 鉄建建設株式会社(1815)

引用元：鉄建建設株式会社

• 東証1部
• 時価総額328億円
• 2020年3月期売上高1928憶4200万円
• 2020年3月期営業利益58億1500万円
• PER(予)9.1倍/PBR0.6倍

土木事業と建築事業を展開している「鉄建建設株式会社」。鉄道関連を中心に活躍している企業ですね。

具体的には道路をまたぐ橋の跨線橋(こせんきょう)や、駅、地下駅などのトンネルなどを手掛けているんですよ。

またほかにも高速道路に関わる高架橋やトンネル、バイオマス発電所やホテルまで、幅広く活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が2,134、同じく直近安値では2021年2月26日が1,905となっています(2021年3月22日現在)。

11. 東亜建設工業株式会社(1885)

引用元：東亜建設工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額499億円
• 2020年3月期売上高1902憶7800万円
• 2020年3月期営業利益79億5700万円
• PER(予)11.1倍/PBR0.7倍

海洋土木を得意としている「東亜建設工業株式会社」。工業用地の造成を目的として明治41年に創業し、その後大正9年に設立した歴史を持つ企業です。

それだけに神戸空港や明石海峡大橋、レインボーブリッジといった名だたる有名どころでの実績が豊富。

また海外でも埋立工事や港湾開発工事などを手掛けており、アジアやアフリカ、中南米といったたくさんの国々で活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が2,593、同じく直近安値では2021年2月22日が2,165となっています(2021年3月22日現在)。

12. 株式会社福田組(1899)

引用元：株式会社福田組

• 東証1部
• 時価総額479億円
• 2020年12月期売上高1857憶6400万円
• 2020年12月期営業利益89億500万円
• PER(予)9.0倍/PBR0.7倍

明治35年に新潟県で創業した老舗の「株式会社福田組」。新潟に本社を構えるほか、東京にも本社・本店を置き、大阪や九州などでも支店を展開しています。

そんな歴史ある企業だけあった、バラエティに富んだ実績もポイント。たとえばあのショッピングセンターでおなじみのイオンのほか、スーパーマーケット大手のヤオコーなども手掛けています。

またほかにもドーミーインなどの宿泊施設から、法面復旧工事やトンネル工事といった土木関連まで、幅広く活躍しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が5,770、同じく直近安値では2021年3月5日が4,945となっています(2021年3月22日現在)。

13. 東洋建設株式会社(1890)

引用元：東洋建設株式会社

• 東証1部
• 時価総額575億円
• 2020年3月期売上高1748憶500万円
• 2020年3月期営業利益92億6800万円
• PER(予)8.2倍/PBR1.0倍

建設業の中でもとくに海洋土木を得意とする「東洋建設株式会社」。もともと兵庫県西宮市に工業港を建設するため昭和4年に作られた企業なんだとか。

それだけに海洋土木関連の実績は有名どころも多く、宮崎空港や中部国際空港などにも携わっているんですよ。

またほかにも建築工事分野でも活躍中で、庁舎や商業施設、ホテルに生産工場などなど、ジャンルを問わず数多く手掛けています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が627、同じく直近安値では2021年2月24日が538となっています(2021年3月22日現在)。

14. 住友電設株式会社(1949)

引用元：住友電設株式会社

• 東証1部
• 時価総額947億円
• 2020年3月期売上高1729憶1000万円
• 2020年3月期営業利益135億8100万円
• PER(予)15.3倍/PBR1.2倍

総合設備会社として幅広い展開をみせる「住友電設株式会社」。あの有名企業である住友電気工業のグループ企業ですね。

変電設備や地中送電設備などのエネルギー分野や太陽光発電設備などの環境分野、無線インフラ設備などの通信システム分野などなど、数多く活躍しているんですよ。

実際、横浜税関本関や東京スカイツリータウン®、国立競技場など、たくさんの施工実績を持っています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が2,710、同じく直近安値では2021年2月24日が2,389となっています(2021年3月22日現在)。

15. ダイダン株式会社(1980)

引用元：ダイダン株式会社

• 東証1部
• 時価総額652億円
• 2020年3月期売上高1692憶2900万円
• 2020年3月期営業利益90億6300万円
• PER(予)10.9倍/PBR0.9倍

“光と空気と水を生かす”をキャッチフレーズに掲げる「ダイダン株式会社」。その言葉通り、電気設備工事・空調設備工事・給排水衛生設備工事を展開している企業です。

具体的には電力設備や防災設備、環境空調設備、給排水設備、ユーティリティ設備などなど、数多く手掛けているんですよ。

実際品川シーズンテラスや広島赤十字の原爆病院などで施工実績を持っています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が3,045、同じく直近安値では2021年2月26日が2,674となっています(2021年3月22日現在)。

16. 株式会社中電工(1941)

引用元：株式会社中電工

• 東証1部
• 時価総額1,389億円
• 2020年3月期売上高1688憶8800万円
• 2020年3月期営業利益83億3300万円
• PER(予)17.4倍/PBR0.7倍

総合設備エンジニアリング企業である「株式会社中電工」。中国電力株式会社のエネルギアグループに名を連ねている企業です。

具体的には照明やコンセント設備といった屋内電気工事、空調や換気設備といった空調管工事などなど、複数展開。

またほかにも中国電力傘下の企業だけあって、送変電工事や配電線工事といった工事も手掛け、私たちの暮らしを支えています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が2,531、同じく直近安値では2021年2月22日が2,184となっています(2021年3月22日現在)。

17. 大豊建設株式会社(1822)

引用元：大豊建設株式会社

• 東証1部
• 時価総額715億円
• 2020年3月期売上高1628憶1100万円
• 2020年3月期営業利益85億1100万円
• PER(予)11.9倍/PBR1.0倍

東京本社のほか、日本各地の支店、さらにはタイや台湾など海外に営業所を持つ「大豊建設株式会社」。昭和24年に資本金500万円で設立したのち、令和2年には資本金105億円まで増資しました。

そんな同社だけど、ダムや発電所、庁舎にホテルといった数多くの実績アリ。たとえばあの柏崎刈羽原子力発電所にも携わっているんだとか。

また海外では日本でも話題となった台湾高速鉄道において、土木・建築工事の両方で活躍しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月15日が4,130、同じく直近安値では2021年2月22日が3,630となっています(2021年3月22日現在)。

18. 日本道路株式会社(1884)

引用元：日本道路株式会社

• 東証1部
• 時価総額763億円
• 2020年3月期売上高1486憶9900万円
• 2020年3月期営業利益75億1500万円
• PER(予)10.9倍/PBR0.9倍

その名の通り道路建設などを手掛けている「日本道路株式会社」。道路関連の建設や舗装工事ではいわずとしれた有名企業ですね。

それだけに実績も豊富で、復興支援として東北横断自動車道の18km区間の舗装工事を担当したほか、東京オリンピックでも注目される通称・新虎通りの約540mを担当しているんですよ。

また道路以外にも京都大学や東邦大学といった学校法人のグラウンド整備工事から、被災した埠頭の舗装復旧工事まで、たくさんの分野で活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月17日が8,850、同じく直近安値では2021年2月22日が7,910となっています(2021年3月22日現在)。

19. 東鉄工業株式会社(1835)

引用元：東鉄工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額946億円
• 2020年3月期売上高1460憶3400万円
• 2020年3月期営業利益148億5800万円
• PER(予)10.7倍/PBR1.0倍

鉄道関連の工事を得意とする「東鉄工業株式会社」。もともとは国策会社である国策東京鐡道工業株式会社として設立し、その後現在の名前になったんだとか。

事業内容は線路メンテナンス工事などを行う線路事業に、鉄道土木工事や道路新設など行う土木事業など。

さらには駅のリニューアル工事などを行う建築事業、駅壁面の緑化や太陽光発電などの環境事業を展開しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月16日が2,794、同じく直近安値では2021年2月26日が2,566となっています(2021年3月22日現在)。

20. 株式会社淺沼組(1852)

引用元：株式会社淺沼組

• 東証1部
• 時価総額403億円
• 2020年3月期売上高1414憶7200万円
• 2020年3月期営業利益66億100万円
• PER(予)10.0倍/PBR1.0倍

大阪に本社を置く「株式会社淺沼組」。明治25年に淺沼組として創業し、昭和12年に現在の名前で設立されました。

そんな同社だけど、世田谷区合同庁舎や御殿場市庁舎をはじめとした庁舎など公共施設の実績が豊富。

またほかにもイオンモールなどの商業施設やザ・パークハウスといったマンションなども手掛けています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が5,190、同じく直近安値では2021年2月22日が4,520となっています(2021年3月22日現在)。

21. レイズネクスト株式会社(6379)

引用元：レイズネクスト株式会社

• 東証1部
• 時価総額691億円
• 2020年3月期売上高1405憶7800万円
• 2020年3月期営業利益100億4000万円
• PER(予)9.9倍/PBR1.0倍

新興プランテック株式会社とJXエンジニアリング株式会社が経営統合し、2019年に発足された「レイズネクスト株式会社」。

プラントの保守・点検といったメンテナンスや改修・建設といったエンジニアリングを展開する企業ですね。

プラントの種類にとらわれない幅広いサービス展開が魅力で、石油やガス、電力、製紙など多くの分野で活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月16日が1,288、同じく直近安値では2021年2月26日が1,140となっています(2021年3月22日現在)。

22. 飛島建設株式会社(1805)

引用元：飛島建設株式会社

• 東証1部
• 時価総額244億円
• 2020年3月期売上高1348憶5900万円
• 2020年3月期営業利益78億4800万円
• PER(予)10.6倍/PBR0.6倍

明治16年に飛島組として創業した「飛島建設株式会社」。建設業の中でもトンネル工事などの土木分野を強みとしている企業です。

たとえば本州と北海道をつなぐ青函トンネルや、アクアラインでおなじみの東京湾横断道路などなど、名だたるトンネル工事に携わってきたんですよ。

またほかにも庁舎や病院、道の駅といった建築分野はもちろん、インドネシアやパキスタンなど海外でも活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月15日が1,325、同じく直近安値では2021年2月26日と3月1日が1,097となっています(2021年3月22日現在)。

23. 株式会社錢高組(1811)

引用元：株式会社錢高組

• 東証1部
• 時価総額375億円
• 2020年3月期売上高1329憶5700万円
• 2020年3月期営業利益59億5100万円
• PER(予)35.7倍/PBR0.5倍

あの有名小説、銭形平次捕物控の命名のヒントにもなったとされる「株式会社錢高組」。なんと創業は寶永2年(1705年)で、その後数々の歴史を経て昭和6年に現在の名前で設立されました。

まさに時代の生き証人ともいえる企業だけに、実績も豊富。さらには同社が携わった建設物などでは、受賞歴もたくさんあるんですよ。

たとえば土木学会田中賞ではあの瀬戸大橋など、BCS賞では横浜税関本関や日産スタジアムなどが受賞し、いずれも同社が貢献しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が5,250、同じく直近安値では2021年3月3日が4,480となっています(2021年3月22日現在)。

24. 新日本空調株式会社(1952)

引用元：新日本空調株式会社

• 東証1部
• 時価総額572億円
• 2020年3月期売上高1201憶600万円
• 2020年3月期営業利益64億900万円
• PER(予)16.8倍/PBR1.2倍

空気調和や冷暖房、給排水といった設備の工事などを手掛けている「新日本空調株式会社」。総合設備建設会社ですね。

言わずと知れた有名企業で、東京ミッドタウン日比谷やららぽーとTOKYO-BAY西館などなど、名だたる実績を持っているんですよ。

それだけに空気調和・衛生工学会ではたくさんの受賞歴あり。ほかにも各種賞を受賞しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が2,580、同じく直近安値では2021年2月26日が2,168となっています(2021年3月22日現在)。

25. 太平電業株式会社(1968)

引用元：太平電業株式会社

• 東証1部
• 時価総額523億円
• 2020年3月期売上高1194憶5900万円
• 2020年3月期営業利益94億5000万円
• PER(予)8.7倍/PBR0.7倍

火力発電所や原子力発電所をメインに、製鉄や製紙までプラントの建設からメンテナンスまで手掛けてきた「太平電業株式会社」。

なかでも国内の発電所関連では、原子力発電で約70％、火力発電所でも多くの建設実績を持っているんだとか。

またその活躍は日本国内にとどまらず、アジアや中東、中南米の各国でもたくさんの実績を残しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月17日が2,844、同じく直近安値では2021年2月24日が2,636となっています(2021年3月22日現在)。

26. 日本国土開発株式会社(1887)

引用元：日本国土開発株式会社

• 東証1部
• 時価総額544億円
• 2020年5月期売上高1185憶2900万円
• 2020年5月期営業利益103億6700万円
• PER(予)8.4倍/PBR0.8倍

昭和26年に国策会社として設立されたという「日本国土開発株式会社」。総合建設会社として、幅広く活躍している企業です。

具体的にはトンネル工事に最終処分場の建設や整備といった土木・環境技術、商業施設や工場といった建築技術を展開。

実際あのアクアライン(東京湾横断道路)や東京国際空港、ハウステンボスなどにも携わっているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月18日が642、同じく直近安値では2021年2月26日が548となっています(2021年3月22日現在)。

27. 株式会社ナカノフドー建設(1827)

引用元：株式会社ナカノフドー建設

• 東証1部
• 時価総額139億円
• 2020年3月期売上高1169憶7700万円
• 2020年3月期営業利益41億400万円
• PER(予)69.6倍/PBR0.4倍

「株式会社ナカノフドー建設」は、国内建設･海外建設・不動産といった事業を中心に展開している企業です。

なかでも国内建設事業では、土木・建築・リノベーションを展開。たとえば土木では高速道路の遮音壁設置工事、建築では店舗や庁舎、神社といった実績を持っています。

またほかにも海外建設の実績も豊富で、シンガポールやタイ、マレーシアなどの国々で活躍しているんですよ。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日と22日が414、同じく直近安値では2021年2月22日・24日・26日・3月2日が371となっています(2021年3月22日現在)。

28. 東亜道路工業株式会社(1882)

引用元：東亜道路工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額218億円
• 2020年3月期売上高1091憶2300万円
• 2020年3月期営業利益47億5300万円
• PER(予)7.3倍/PBR0.5倍

道路舗装において言わずと知れた大手企業である「東亜道路工業株式会社」。業界内ではちょっと珍しい独立系の企業ですね。

道路建設に製品販売、景観・スポーツ、土木、環境、コンサルティングの6つの柱で事業展開していますが、やっぱり注目は道路建設。一般同から高速道路まで、数多く携わってきているんですよ。

また製品販売事業も要チェックで、アスファルト乳剤の製造・販売を日本で初めて行った企業としても有名。実際現在でもこのアスファルト乳剤で最大手とされています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月17日が4,510、同じく直近安値では2021年2月26日が3,980となっています(2021年3月22日現在)。

29. 若築建設株式会社(1888)

引用元：若築建設株式会社

• 東証1部
• 時価総額186億円
• 2020年3月期売上高1078憶3000万円
• 2020年3月期営業利益50億3900万円
• PER(予)14.3倍/PBR0.6倍

建設業の中でも海洋土木の分野に強い「若築建設株式会社」。いわゆるゼネコンの中でも海洋土木を中心としたマリコン(マリンコントラクター)ってやつですね。

実際港の岸壁工事や被災地での防潮堤・桟橋などの災害復旧工事など、海上土木で多くの実績を持っているんですよ。

またほかにも陸上土木では風力発電所の建設やトンネル工事などを手掛けるほか、建築分野や海外でも活躍の幅を広げています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が1,495、同じく直近安値では2021年2月24日が1,255となっています(2021年3月22日現在)。

30. ライト工業株式会社(1926)

引用元：ライト工業株式会社

• 東証1部
• 時価総額1,003億円
• 2020年3月期売上高1062憶1000万円
• 2020年3月期営業利益98億7400万円
• PER(予)12.9倍/PBR1.4倍

建設業の中でも、とくに基礎土木の分野で注目の「ライト工業株式会社」。この分野においては名の知れた有名企業です。

具体的には、斜面・のり面対策や地盤改良に強み。たとえば斜面・のり面対策では補修・補強からのり面の緑化まで展開しているんですよ。

またほかにも土壌汚染対策や止水などに必要な薬液注入などなど、幅広く活躍しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月22日が1,950、同じく直近安値では2021年2月22日が1,623となっています(2021年3月22日現在)。

31. 株式会社ピーエス三菱(1871)

引用元：株式会社ピーエス三菱

• 東証1部
• 時価総額333億円
• 2020年3月期売上高1057憶4400万円
• 2020年3月期営業利益48億8100万円
• PER(予)7.4倍/PBR0.8倍

あの三菱グループに名を連ねる「株式会社ピーエス三菱」。土木や建築といった事業はもちろん、メンテナンスや環境分野まで幅広く活躍している企業です。

そんな同社だけど、PCことプレストレストコンクリート関連に強み。実際これを活用した実績も豊富なんですよ。

それだけにプレストレストコンクリート工学会賞において、施工技術賞など数多く受賞しています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月11日と16日が740、同じく直近安値では2021年2月26日と3月1日が669となっています(2021年3月22日現在)。

32. 株式会社朝日工業社(1975)

引用元：株式会社朝日工業社

• 東証1部
• 時価総額208億円
• 2020年3月期売上高1039憶6400万円
• 2020年3月期営業利益36億6100万円
• PER(予)17.3倍/PBR0.6倍

設備工事事業と機器製造販売事業の2本柱で展開している「株式会社朝日工業社」。なかでも設備工事事業には注目です。

というのも同社では空気調和・換気設備やクリーンルーム設備など幅広く展開。病院やホテル、工場、レジャー施設といった業界で活躍しているんですよ。

また機器製造販売事業では、半導体といった分野に向けて精密環境制御機器の製造・販売なども手掛けています。

引用元：TradingView

過去一か月の直近高値では2021年3月19日が3,245、同じく直近安値では2021年3月5日が2,925となっています(2021年3月22日現在)。

それぞれ強みを持った中堅建設業

今回は売上3000〜1000億円の中堅建設業銘柄をご紹介してきました。中堅とはいえどれも大企業に劣らない有名企業ばかりでしたよね。

また建設業と一口に言っても、土木から建築、電気設備などさまざま。企業ごとに特色や強みがあって、今後の活躍にも期待です。

ぜひみなさんもこの機会に、各企業をチェックしてみてくださいね。