私たちの生活に欠かせない飲食店。なかでもレストランやカフェ、回転寿司といった外食チェーンは、みなさん利用した経験があるでしょう。
おひとりさまからファミリーまで、幅広く愛される存在ですよね。
そこで今回は、そんな外食チェーン銘柄をご紹介。全10銘柄をピックアップして、それぞれ解説していきます。
目次
外食チェーン銘柄10選
それではここから、実際に外食チェーン銘柄を見ていきましょう。今回は10銘柄をピックアップし、それぞれ業績から事業内容までご紹介していきますよ。
1. 株式会社鳥貴族ホールディングス(3193)
- 東証1部
- 時価総額197憶円
- 2020年7月期売上高275憶3900万円
- 2020年7月期営業利益9億8300万円
- PBR4.1倍
大阪に本社を置く「株式会社鳥貴族ホールディングス」。その名の通り、焼き鳥居酒屋の鳥貴族を運営してる企業ですね。
そんな鳥貴族だけど、やっぱり税抜き298円均一のメニューがポイント。さらに国産国消へも積極的に取り組んでいるんですよ。
2021年3月末時点では、直営店および鳥貴族カムレードチェーン(TCC)を合わせると619店舗を展開しています。
過去一か月の直近高値では2021年3月22日が1,927、同じく直近安値では2021年3月8日が1,610となっています(2021年4月2日現在)。
2. 株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(3563)
- 東証1部
- 時価総額5,588億円
- 2020年9月期売上高2049憶5700万円
- 2020年9月期営業利益120億6100万円
- PER(予)53.2倍/PBR10.5倍
ちょっと聞きなれない企業だけど、それもそのはず。旧称はあのスシローグローバルホールディングスで、2021年4月1日に「株式会社FOOD & LIFE COMPANIES」へと社名変更されたばかりなんです。
そんな同社では株式会社あきんどスシローをはじめとした数々のグループ企業を展開。回転寿司で大人気のスシローや同じく回転寿司海鮮三崎港、持ち帰り寿司専門の京樽、寿司居酒屋の杉玉など複数の飲食ブランドを抱えているんですよ。
なかでもがスシローは知名度・人気共に抜群で、2021年3月31日時点での国内店舗数は583店舗にもなっています。
過去一か月の直近高値では2021年4月2日が5,030、同じく直近安値では2021年3月2日が4,300となっています(2021年4月2日現在)。
3. 株式会社ゼンショーホールディングス(7550)
- 東証1部
- 時価総額4,502億円
- 2020年3月期売上高6304憶3500万円
- 2020年3月期営業利益209億1800万円
- PER(予)450.2倍/PBR5.7倍
たくさんの外食チェーンを展開している「株式会社ゼンショーホールディングス」。国内外問わず活躍している企業です。
たとえば牛丼でおなじみのすき家やファミリーレストランのココス、回転寿司で大人気のはま寿司も、同社のブランドなんですよ。
とくにすき屋は中国やマレーシア、メキシコ、ブラジルなどなど、海外でも数多く展開。日本の味として親しまれています。
過去一か月の直近高値では2021年3月18日が3,125、同じく直近安値では2021年3月5日が2,705となっています(2021年4月2日現在)。
4. 株式会社すかいらーくホールディングス(3197)
- 東証1部
- 時価総額3,397億円
- 2020年12月期売上高2884憶3400万円
- 2020年12月期営業利益-230億3100万円
- PER(予)849.3倍/PBR3.0倍
1962年に設立し、1970年にはすかいらーく1号店を開店させた「株式会社すかいらーくホールディングス」。
株式会社すかいらーくレストランツをはじめとしたグループ企業を展開し、数多くの外食チェーンを抱えているんですよ。
具体的にはCaféレストランのガストや和食レストランの夢庵、中華レストランのバーミヤンなどなど。どれも有名で、多くの人から愛されています。
過去一か月の直近高値では2021年3月18日が1,757、同じく直近安値では2021年4月1日が1,631となっています(2021年4月2日現在)。
5. 日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702)
- ジャスダック
- 時価総額6,861億円
- 2020年12月期売上高2883憶3200万円
- 2020年12月期営業利益312億9000万円
- PER(予)33.6倍/PBR3.9倍
世界中で愛されるアメリカのハンバーガーチェーン・マクドナルド。「日本マクドナルドホールディングス株式会社」は、そんなマクドナルドを日本展開する日本マクドナルド株式会社の持株会社です。
1971年に日本第1号店を開店させて以降、1976年には日本初のフランチャイズ契約店を開店し、現在まで長く愛され続けてきました。
今や人気・知名度ともに国内最高峰のハンバーガーチェーンであり、日本での店舗数は2,900店舗以上となっています。
過去一か月の直近高値では2021年3月2日が5,380、同じく直近安値では2021年3月12日が5,050となっています(2021年4月2日現在)。
6. 株式会社コロワイド(7616)
- 東証1部
- 時価総額1,465億円
- 2020年3月期売上高2353憶3400万円
- 2020年3月期営業利益-46億600万円
- PBR6.4倍
数々のグループ企業を抱え、誰もが知ってる外食チェーンをたくさん展開している「株式会社コロワイド」。
たとえば回転寿司でおなじみのかっぱ寿司や焼肉店の牛角、しゃぶしゃぶ食べ放題が魅力のしゃぶしゃぶ温野菜などなど、知ってる人が多いんじゃないでしょうか。
なかでも焼肉チェーンである牛角は、日本国内の焼肉チェーンの中でも店舗数最多!日本のみならず海外でも活躍しています。
過去一か月の直近高値では2021年3月22日が2,169、同じく直近安値では2021年4月2日が1,825となっています(2021年4月2日現在)。
7. 株式会社吉野家ホールディングス(9861)
- 東証1部
- 時価総額1,509億円
- 2020年2月期売上高2162憶100万円
- 2020年2月期営業利益39億2600万円
- PBR3.6倍
牛丼といえば吉野家って人も多いですよね。「株式会社吉野家ホールディングス」は株式会社吉野家などグループ企業を抱え、牛丼チェーン吉野家を展開しています。
そんな吉野家だけど、日本のみならず海外でも活躍中!日本国内で1,189店舗、海外で953店舗を展開しているんですよ(2021年2月時点)。
また同社では株式会社はなまるも抱え、セルフサービス形式の讃岐うどん店はなまるうどんでも人気を誇っています。
過去一か月の直近高値では2021年3月30日が2,325、同じく直近安値では2021年3月5日が2,042となっています(2021年4月2日現在)。
8. 株式会社トリドールホールディングス(3397)
- 東証1部
- 時価総額1,461億円
- 2020年3月期売上高1564憶7800万円
- 2020年3月期営業利益43億6700万円
- PBR3.6倍
複数のグループ企業を抱え、それぞれたくさんの外食チェーンを展開している「株式会社トリドールホールディングス」。
なかでも丸亀製麺は、セルフサービス形式で本格的な讃岐うどんを味わえるお店として人気。実際に行ったことがある人も多いんじゃないでしょうか。
またほかにもハワイアンパンケーキカフェ・コナズ珈琲や、炭火焼き鳥や釜めしなどが味わえるとりどーるなども展開しています。
過去一か月の直近高値では2021年3月22日が1,794、同じく直近安値では2021年3月2日が1,550となっています(2021年4月2日現在)。
9. くら寿司株式会社(2695)
- 東証1部
- 時価総額1,447億円
- 2020年10月期売上高1358憶3500万円
- 2020年10月期営業利益3億5000万円
- PBR3.3倍
「くら寿司株式会社」は、その名の通り回転寿司チェーンとして人気のくら寿司を展開している企業です。
そんなくら寿司だけど、衛生面に配慮した寿司カバーや家族で楽しめるビッくらポン!など、独自のサービス展開でも有名。メディアでもしばしば取り上げられていますよね。
それだけに店舗数も多く、日本国内および海外でも人気。アメリカや台湾の店舗を含めると、2020年10月末時点で521店舗も運営しているんですよ。
過去一か月の直近高値では2021年3月8日が7,620、同じく直近安値では2021年3月12日が6,540となっています(2021年4月2日現在)。
10. 株式会社ドトール・日レスホールディングス(3087)
- 東証1部
- 時価総額788億円
- 2020年2月期売上高1311憶9300万円
- 2020年2月期営業利益102億8900万円
- PBR0.8倍
株式会社ドトールコーヒーと日本レストランシステム株式会社が経営統合してできた「株式会社ドトール・日レスホールディングス」。
こちらもまた数多くのグループ企業を抱え、外食チェーンブランドを展開。とくにドトールコーヒーショップは有名ですよね。
またほかにも、パスタをお箸で食べることで話題となった洋麺屋五右衛門や、どこか懐かしい星乃珈琲店など、どれも高い人気を誇っています。
過去一か月の直近高値では2021年3月22日が1,850、同じく直近安値では2021年3月2日が1,618となっています(2021年4月2日現在)。
外食チェーン銘柄は今後も期待大!
今回は外食チェーン銘柄についてご紹介してきました。
コロナ禍で業績が下がっている企業はあるものの、東京オリンピックやワクチン接種などなど、これからの巻き返しも期待大です。
ぜひみなさんもこの機会に外食チェーン銘柄に注目して、最新の動向をチェックしてみてくださいね。