「投資をやってみよう!」って思っても、わからないことが次々と…。どんな種類があるのか、どんな流れで始めればいいのか、不安や悩みは尽きません。
私も最初は悩みまくりで、検索したり本を読んだりの日々でした。理解する前に嫌になっちゃったり、「もうやめようかな」なんて思ったこともあります。
そこでこの記事では、投資初心者が抱える疑問から、実際に投資をスタートするときの始め方まで、具体的にご紹介。悩みや疑問を解決して、一歩踏み出していきましょう!
目次
投資ってどうやるの?初心者が抱える疑問
それではまず最初に、初心者が疑問に思う投資のアレコレについて。とくに私が「わかりにくい!」「これって何?」と思った項目を解説していきます。
投資にはどんな種類があるの?
投資っていってもその種類はたくさん。投資初心者が最初につまづくポイントじゃないでしょうか。
かくいう私もそのひとりで、定番の株式投資は知ってるけどあとはよくわからないといった状態。というかその株式投資すらなんとなくしか理解できてなかったと思います(笑)
そこで以下では、数ある投資の中から有名どころを5つピックアップ。簡単に解説していきます。
1. 株式投資
投資のド定番といえばコレ。安いときに買って高くなったら売る方法で、ハイリスクハイリターンと思われがちです。
でも実は、運用の仕方によっては初心者にもおすすめ。実際、配当金や優待目当てで大手企業の株を買い、手堅く運用してる人も多いんですよ。また少ない元手で始められるミニ株なんてのもあります。
2. 投資信託
株式投資同様に初心者でも始めやすいのが投資信託。とくに私がおすすめしたい投資です!投資先をプロが選び運用してくれるので、30代から投資をやってみようっていう女性にぴったりなんですよ。
上で紹介した株式投資のようにこの投資信託でも株式を取り扱いますが、投資信託の場合はプロにお任せなので自由に売買はできません。
3. 不動産投資
マンションやアパートなどの不動産を購入し、家賃収入なんかを得る投資です。アパート一棟を購入する方法から、一部屋だけを購入するワンルーム投資などまであり、不労所得が目指せます。
とはいえ立地によっては入居者がいなかったり、修繕費がかかったりと、これから投資を始める30代女性には難しい面も多いでしょう。
4. FX
よく大金を稼げるとして紹介されてる投資ですね。元手が少なくても借り入れて投資できるので、そのぶん大きなリターンが期待できます。
とはいえ失敗すると借金などのリスクも高いので、投資初心者より慣れてきた人におすすめです。
5. 個人向け国債
企業やなどが資金を借り入れたときの借用書を債権といいますが、個人向け国債はこの債権のひとつ。国が発行してるもので、簡単にいうと国にお金を貸すってことですね!
相手が国なので安心感が強く、1万円から購入可能。ちょっと投資を始めてみたいっていう30代女性にもおすすめです。またゆうちょ銀行や地方銀行など取り扱い金融機関も多く、手軽さも魅力のひとつでしょう。
NISAやiDeCoってなに?
NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)って言葉を聞いたことありませんか?私も以前テレビやネットで見かけて、気になってた時期がありました。
恥ずかしながら当時の私は投資の一種だと思っていたんですが、厳密に言うと投資ではなく制度のこと。そのためさっきの項目とは別に、詳しく解説していきます。
NISA(ニーサ)
NISAには「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、30代女性であれば一般NISAかつみたてNISAのどちらかが利用できます。専用のNISA口座を作って株や投資信託を利用すると、税金がかからなくなるんですよ!
具体的には、商品の種類が多く年間120万円×5年まで非課税なのが一般NISA、投資信託のみで年間40万円×20年まで非課税なのがつみたてNISAです。
ちなみにNISA口座はひとつまでなので、一般NISAとつみたてNISAを同時に行うのは不可能。またすでに別口座で保有している商品をあとから移すこともできません。つまりNISAをやりたい場合はどちらのNISAにするか選び、最初からNISA口座を作って始める必要があるんですね。
とはいえ便利な制度なので、初心者が株式投資や投資信託を始める場合にはぜひ利用してみてください。
iDeCo(イデコ)
対するiDeCoは、個人型確定拠出年金というもの。老後資金への不安を抱えた人にぴったりの、私的年金制度です。
受け取りが60歳からと決まっているので、教育資金や月々の収入を目指す人には不向きですが、私のように「老後どうしよう」「将来のお金が心配」なんて人におすすめなんですよ!
専用口座を作る必要があるものの、掛け金や運営益に税の優遇アリ。このへんはNISAと同じですね。また月5000円からスタートできるので、元手が少ない人、負担なく続けたい人にぴったりでしょう。
NISA同様に、将来への貯蓄を考えてる人はぜひ利用してほしい制度となっています。
これで解決!30代女性の投資の始め方
疑問は解決したけど、じゃあ実際どんな手順が必要なのか。意外とこういう完全初心者向けの解説って少なくて、わかりにくいんですよね。
調べてもある程度知ってる人向けの解説が多かったりして、最初のころは私も悩みました。
そこでここからは、投資を始めるまでの工程をご紹介!4つのステップで解説していくので、焦らずひとつずつチャレンジしていってくださいね。
1. 投資の目的を決める
投資を始めるには、まず最初に目的を決めるのが大切。目標によってどんな投資をするかが変わってくるので、最初からしっかり決めておきましょう。
たとえば私の場合、老後資金の確保が大きな目標だったけど、ほかにも「毎月の収入を増やしたい!」「子供の教育費を貯めたい」などなど、いろんな目標があるはずです。
このとき注意したいのが、なんとなくで始めるのはダメってこと。なんとなくだとモチベーションが保てず失敗につながるし、あとになってから「こっちの投資をしとけばよかった」と後悔する可能性もあるんですよ。
2. 投資の種類を決める
投資をする目標が定まったら、次は投資の種類を決めましょう。目的別で初心者におすすめの投資をご紹介していくので、自分にあったものを探してみてください。
- 【老後資金を蓄えたい!】…個人向け国債、投資信託
- 【毎月の収入を増やしたい!】…ミニ株、株式投資
- 【子供の教育資金を貯めたい!】…個人向け国債、投資信託
3. 口座を開設する
投資の種類が決まったら、なにはともあれ口座開設が必要です。結構ここでもわからなくなっちゃうことが多いんですが、どんな口座でもOKってわけじゃありません。
基本的には取り扱いのある銀行や証券会社で口座を作れますが、NISAやiDeCoを利用する場合には専用口座が必要になります。
また金融機関によって取扱商品数なんかも変わってくるので、資料請求しながら自分が使いやすいものを選んでくださいね。
4. 勉強しながらスタート!
目的も決まった、投資の種類も決まった、口座も作った…そうなればいよいよ投資スタートです!とはいえ最初はとっても緊張するもの。私なんてドキドキしてかなり悩みました(笑)
そんなとき大切なのが、知識をきちんと身につけること。投資信託のようなプロにお任せならいいですが、自分で銘柄を決めるともなれば、予備知識は絶対必要です。
書籍などで調べるのもいいですし、それぞれ金融機関や公式サイトなどに初心者向けの解説が詳しく載っています。焦ってトライすると失敗の原因にもなるので、まずは自分が納得できるまで調べつくし、そのうえでスタートを切りましょう。
自分のペースで投資しよう!
今回は投資への疑問から実際の投資の始め方まで詳しくご紹介してきました。たくさんの内容を解説したので難しく感じる人もいるかと思いますが、なにより大切なのは自分のペースを守ることです。
焦ってスタートを切るのはもちろん、損失や利益がでたときに慌てるのもNG。しっかり予備知識をつけて、自分の目標や投資スタイルをキープしましょう。
焦らずゆっくりやれば投資は怖いものじゃありません。ぜひ今後のために、前向きなチャレンジをしてみてくださいね。