全5銘柄!少子化対策に欠かせない不妊治療銘柄を徹底紹介

少子化が進む昨今。出生率の減少がメディアでもたびたび取り沙汰されていますよね。

そんな中で最近話題になったのが、不妊治療の保険適用を検討するってニュース。投資家の間でも不妊治療関連の銘柄が注目されてるんですよ。

そこで今回は、そんな不妊治療に関連した銘柄を5つピックアップ。それぞれひとつずつご紹介していきます。

不妊治療の関連銘柄5選

それではここから実際に不妊治療関連銘柄をチェック。それぞれ業績や事業内容など詳しく解説していくので、さっそく見ていきましょう。

1. 綿半ホールディングス株式会社(3199)

  • 東証1部
  • 時価総額241億円
  • 2020年3月期売上高1201憶8700万円
  • 2020年3月期営業利益26億3600万円
  • PER(予)11.5倍/PBR1.4倍

ホームセンターの株式会社綿半ホームエイドなどを傘下に持つグループ企業「綿半ホールディングス株式会社」。一見すると不妊治療と無関係に感じるけど、立派な関連銘柄です。

というのも同グループに名を連ねる綿半トレーディング株式会社では、医薬品などの商社として事業展開。不妊治療役の原料の分野で大活躍してるんですよ

薬っていうとついつい製薬会社にがかり目が行きがちだけど、不妊治療薬を作るうえで欠かせない企業ってことですね。

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2021年1月26日が1,430、同じく直近安値では2021年2月24日が1,213となっています(2021年2月25日現在)。

2. あすか製薬株式会社(4514)

  • 東証1部
  • 時価総額386億円
  • 2020年3月期売上高525憶4200万円
  • 2020年3月期営業利益15億700万円
  • PER(予)20.3倍/PBR0.9倍

先発医薬品はもちろんのこと、ジェネリック医薬品こと後発医薬品なども手掛けている「あすか製薬株式会社」。

産婦人科や泌尿器科、内科といった分野で活躍する企業で、たとえば経口避妊薬などでも活躍している企業ですね。

不妊治療の分野では黄体ホルモン製剤や、排卵を誘発するヒト下垂体性性腺刺激ホルモン剤などを展開しています

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2021年1月26日が1,587、同じく直近安値では2021年2月24日が1,359となっています(2021年2月25日現在)。

3. JCRファーマ株式会社(4552)

遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤などを展開している「JCRファーマ株式会社」。またほかにバイオ後続品なども展開している企業です。

不妊治療関連では、上でご紹介したあすか製薬と共同で不妊症治療剤であるAKP-501の開発をしてることで有名。ほかの関連銘柄とともに注目を浴びています。

  • 東証1部
  • 時価総額4,079億円
  • 2020年3月期売上高247憶8100万円
  • 2020年3月期営業利益32億4400万円
  • PER(予)85.0倍/PBR11.9倍

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2021年1月29日が3,800、同じく直近安値では2021年1月26日が2,421となっています(2021年2月25日現在)。

4. セルソース株式会社(4880)

再生医療の分野で活躍する「セルソース株式会社」。またほかに、エイジングケア化粧品のSignaliftシリーズも展開している企業です。

そんな同社だけど、今回は血液由来加工受託サービスに注目。患者の血液から作成した多血小板血漿を凍結乾燥したPFC-FDってのを作る事業ですね。

実は近年不妊治療に使うPFC-FDの加工を受託し、不妊治療の分野でも活躍の幅を広げているんですよ

  • マザーズ
  • 時価総額612億円
  • 2020年10月期売上高18憶5500万円
  • 2020年10月期営業利益4億1500万円
  • PER(予)172.0倍/PBR30.0倍

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2021年2月18日が10,700、同じく直近安値では2021年2月1日が9,060となっています(2021年2月25日現在)。

5. 株式会社メニコン(7780)

  • 東証1部
  • 時価総額2,485億円
  • 2020年3月期売上高845憶1900万円
  • 2020年3月期営業利益70億3300万円
  • PER(予)46.8倍/PBR4.3倍

コンタクトレンズでおなじみの「株式会社メニコン」。有名企業ですから、実際に使ったことがあるって人も多いんじゃないでしょうか。

そんな同社だけど、もちろん不妊治療関連銘柄としても有力。実はライフサイエンス事業で、生殖補助医療を展開してるんだとか。

具体的には妊活に役立つプレグナっていうサプリメントや、簡単に運動精子を選別できる装置ミグリスなどを開発しているんですよ

引用元:TradingView

過去一か月の直近高値では2021年2月16日が7,660、同じく直近安値では2021年2月4日が6,250となっています(2021年2月25日現在)。

可能性を秘めた不妊治療銘柄を要チェック!

今回は不妊治療関連の銘柄について詳しくご紹介してきました。

子どもを望む人にとって、不妊治療は希望そのもの。保険適用が叶えばより多くの人が不妊治療を受けやすくなり、企業の注目度も高まるはずです。

みなさんも最新ニュースを見逃さないよう、ぜひ不妊治療銘柄をチェックしてみてくださいね。