今からでも遅くない！2021年9〜10月の新規上場株29選

毎月多くの企業が新規上場し注目となるIPO銘柄。

もちろんこの秋も注目の新規上場株が目白押しで、乗り遅れないように要注意ですよ！

ということで今回は、2021年9〜10月の新規上場株について徹底紹介。業績や企業情報まで詳しく解説していくので、さっそく見ていきましょう。

2021年9〜10月の新規上場株28選(10月8日時点)

それではいよいよここから、実際に2021年9〜10月の新規上場株をチェック！

今回はこの記事を執筆している10月8日時点の情報をもとに、全28銘柄を詳しくご紹介していきますよ。

1. メディア総研株式会社(9242)

引用元：メディア総研株式会社

• マザーズ
• 2020年7月期売上高7億270万9000円
• 2020年7月期営業利益1億2634万5000円

2021年9月2日に上場した「メディア総研株式会社」。就職活動などに関連した学生イベント事業を展開している企業です。

具体的には理工系の学生を対象としたセミナーや、高専生特化型の合同説明会などを展開しているんですよ。

またほかにも高専関係者へ向けた月刊高専というWEBマガジンの運営なども手掛けており、若者の未来のために活躍しています。

2. モビルス株式会社(4370)

引用元：モビルス株式会社

• マザーズ
• 2020年8月期売上高9億5265万7000円
• 2020年8月期営業利益4186万9000円

2021年9月2日に上場した「モビルス株式会社」。最新のテクノロジーを活用したソリューションを展開している企業です。

具体的にはMOBI BOTというチャットボットや、MOBI AGENTという有人チャットシステムなど複数展開。

なかでもMOBI BOTチャットボットは、売り上げシェアにおいて3年連続一位を獲得するほど実力派となっています。

3. シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)

引用元：シンプレクス・ホールディングス株式会社

• 東証1部
• 2021年3月期売上高17億8800万円
• 2021年3月期営業利益2億6700万円

「シンプレクス・ホールディングス株式会社」は、2021年9月22日に上場する企業です。

そんな同社だけど複数のグループ企業を抱え、戦略/DXコンサルティング・システムコンサルティング・システム開発・運用保守・共同利用型サービスなどを展開。

金融機関や建設業、地方自治体などの公的機関といった各業界に向け、DX化などを支援しているんですよ。

4. ユミルリンク株式会社(4372)

引用元：ユミルリンク株式会社

• マザーズ
• 2020年12月期売上高16億2975万2000円
• 2020年12月期営業利益3憶2291万8000円

2021年9月22日に上場する「ユミルリンク株式会社」。企業と顧客をつなぐメッセージングソリューション事業を展開している企業です。

Cuenote FCと呼ばれるメール配信システムからCuenote Surveyというアンケートシステム、さらにはCuenoteという安否確認サービスまで。

企業における課題をさまざまな角度から解決してくれるんですよ。

5. 株式会社コアコンセプト・テクノロジー(4371)

引用元：株式会社コアコンセプト・テクノロジー

• マザーズ
• 2020年12月期売上高55億3460万4000円
• 2020年12月期営業利益1億8077万2000円

2021年9月22日に上場する「株式会社コアコンセプト・テクノロジー」。DX支援サービスや開発支援サービスなどを提供している企業です。

たとえばDX支援サービスではOrizuruと呼ばれるIoT/AIソリューション、開発支援サービスではオンサイト開発支援などを展開。

実績も豊富で、企業ごとの問題に寄り添いながら課題解決へと導いてくれるでしょう。

6. 株式会社レナサイエンス(4889)

引用元：株式会社レナサイエンス

• マザーズ
• 2021年3月期事業収入2億980万2000円
• 2021年3月期営業利益-8612万5000円

2021年9月24日に上場する「株式会社レナサイエンス」。医療分野の問題へ多角面からアプローチしている企業です。

具体的には、医薬品や医療機器などの開発・販売を手掛けており、ディスポーザブル極細内視鏡やPAI-1阻害薬：RS5614の開発なども行っています。

またほかに医療分野でのAI活用にも力を入れており、今後の活躍が期待できるでしょう。

7. 株式会社リベロ(9245)

引用元：株式会社リベロ

• マザーズ
• 2020年12月期売上高21億4031万7000円
• 2020年12月期営業利益3憶1186万9000円

「株式会社リベロ」は、引っ越しや転勤など新生活に向けたさまざまなサービスを展開している企業。上場日は2021年9月28日です。

法人向けの転勤ラクっとNAVIや不動産業向けの引越しラクっとNAVI、個人向けの新生活ラクっとNAVIなどを展開し、より簡単で効率的に新生活を迎えられるよう支援してくれるんですよ。

それだけに導入実績も豊富で、たとえば法人向けの転勤ラクっとNAVIでは2021年6月末時点で2379社！株式会社富士通ゼネラルやヤマサ醤油株式会社など名だたる企業でも利用されています。

8. 株式会社デジタリフト(9244)

引用元：株式会社デジタリフト

• マザーズ
• 2020年9月期売上高20億6531万5000円
• 2020年9月期営業利益1億1085万2000円

2021年9月28日に上場する「株式会社デジタリフト」。トレーディングデスク事業・DMPコンサルティング事業・チャットボット構築支援事業を展開している企業です。

それぞれトレーディングデスク事業では運用型広告サービスを、DMPコンサルティング事業では自社サイトのデータを管理しマーケティング支援を。

そしてチャットボット構築支援事業では、オンライン上での営業に欠かせないチャットの構築から運用まで支援してくれるんですよ。

9. 株式会社ROBOT PAYMENT(4374)

引用元：株式会社ROBOT PAYMENT

• マザーズ
• 2020年12月期売上高10億7812万3000円
• 2020年12月期営業利益8624万2000円

2021年9月28日に上場する「株式会社ROBOT PAYMENT」。フィナンシャルクラウド事業・ペイメント事業を展開している企業です。

具体的にはクレジットカードやコンビニ決済などの決済サービスや、請求管理ロボと呼ばれる請求管理サービスなどを展開。

どちらも実績豊富で、決済サービスは12000社以上、請求管理ロボは500社以上の企業で導入されているんですよ。

10. 株式会社ジィ・シィ企画(4073)

引用元：株式会社ジィ・シィ企画

• マザーズ
• 2020年6月期売上高26億3833万7000円
• 2020年6月期営業利益3憶8618万1000円

2021年9月28日に上場する「株式会社ジィ・シィ企画」。もともと上場予定を中止した経緯のある企業ですが、今回満を持して上場します。

同社ではキャッシュレス決済に必要なサービスや製品などを展開。決済ASPサービスや決済端末などを提供しているんですよ。

日本でも近年キャッシュレス化が急加速していますから、それに伴い同社の活躍の場も広がっていきそうですね。

11. 株式会社プロジェクトカンパニー(9246)

引用元：株式会社プロジェクトカンパニー

• マザーズ
• 2020年12月期売上高11億492万3000円
• 2020年12月期営業利益1億7605万8000円

2021年9月29日に上場する「株式会社プロジェクトカンパニー」。自らを“DX時代の総合商社”と位置付け、さまざまなサービスを提供しています。

ビジネスソリューション・マーケティングソリューション・UI/UXソリューションを展開しており、DX化を一貫でサポート。

デジタル系新規事業開発からマーケティング戦略、Webディレクション、UIリサーチなど、まさに総合商社の名を持つにふさわしい企業といえるでしょう。

12. セーフィー株式会社(4375)

引用元：セーフィー株式会社

• マザーズ
• 2020年12月期売上高50億4764万2000円
• 2020年12月期営業利益-1億1957万3000円

2021年9月29日に上場する「セーフィー株式会社」。Safieというクラウド録画型映像プラットフォームを展開している企業です。

このSafieは簡単にいうと、対応カメラとクラウドプラットフォーム、Safie Viewerをつなぐことでいつでも映像が視聴できるというもの。

使い方次第では、大雨時の河川の状況確認から店舗での防犯対策、レジャー先での天候確認などにも役立つんだとか。まさにこれからの可能性を広げてくれるサービスといえますね。

13. 株式会社アスタリスク(6522)

引用元：株式会社アスタリスク

• マザーズ
• 2020年8月期売上高13億2009万1000円
• 2020年8月期営業利益1億3429万6000円

AsReader事業・システムインテグレーション事業を展開している「株式会社アスタリスク」。2021年9月30日に上場する企業です。

具体的にどんな事業を行っているかっていうと、それぞれAsReader事業では自社製品であるAsReaderの開発や販売など。

またシステムインテグレーション事業では、バイル端末を活用し物流システムなどのDXを支援しているんですよ。

14. 人・夢・技術グループ株式会社(9248)

引用元：人・夢・技術グループ株式会社

• 東証1部

2021年10月1日にテクニカル上場する「人・夢・技術グループ株式会社」。株式会社長大に代わり上場し、上場と同日に設立されます。

もともと株式会社長大といえば1968年に設立された老舗であり、建設コンサルタントに強い企業ですが、イメージを一新。

今までの得意分野は活かしつつ、新規事業の開拓など、持続可能な社会へ向けてグループ全体で取り組んでいくんだとか。

15. TREホールディングス株式会社(9247)

引用元：TREホールディングス株式会社

• 東証1部

2021年10月1日にテクニカル上場する「TREホールディングス株式会社」。こちらもまた同日の10月1日に設立される企業です。

株式会社タケエイとリバーホールディングス株式会社の経営統合によって生まれる企業で、それぞれ廃棄物処理やリサイクルを得意としているんだとか。

そのため今後はそれぞれの強みを生かし、廃棄物処理・リサイクル、再生可能エネルギー、環境エンジニアリング・コンサルティングの3本柱で事業展開。

環境に配慮した今後の取り組みに期待ですね。

16. 株式会社北國フィナンシャルホールディングス(7381)

引用元：株式会社北國フィナンシャルホールディングス

• 東証1部

2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社北國フィナンシャルホールディングス」。株式会社北國銀行に代わり上場するもので、上場と同日に設立されます。

これにより新たにコンサルティング会社のCCイノベーションや投資会社のQRインベストメントなども新設。

北国銀行を含めた10社あまりの子会社をグループに抱え、事業内容も拡大するんですよ。

17. 株式会社十六フィナンシャルグループ(7380)

引用元：株式会社十六フィナンシャルグループ

• 東証1部

株式会社十六銀行に代わり、2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社十六フィナンシャルグループ」。上場と同日に設立されます。

これによりグループ全体で新たな事業領域にチャレンジ。マーケットインアプローチ戦略・DX戦略・地域コミット戦略を目指しているんだとか。

地域に根差した姿勢はそのままに、顧客のニーズへの対応など今後に期待できるでしょう。

18. 株式会社おきなわフィナンシャルグループ(7350)

引用元：株式会社おきなわフィナンシャルグループ

• 東証1部

株式会社沖縄銀行に代わり、2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社おきなわフィナンシャルグループ」。上場と同日に設立されます。

これにより事業領域や収益源の多様化が可能に。これからの時代に対応すべく、企業やグループとしての形を変えていくってことですね。

またほかにもガバナンスの強化や経営資源の配分なども目指しているそうで、より強固な体制に生まれ変わるでしょう。

19. ヤマエグループホールディングス株式会社(7130)

引用元：ヤマエグループホールディングス株式会社

• 東証1部

現在上場しているヤマエ久野株式会社に代わり、2021年10月1日にテクニカル上場する「ヤマエグループホールディングス株式会社」。上場と同日に設立される持株会社ですね。

同グループは卸売りがメインであり、食品から酒類、建築資材まで多種多様。さらには物流システムの展開や商品開発などの支援まで力を注いでいるんですよ。

20. ミアヘルサホールディングス株式会社(7129)

引用元：ミアヘルサホールディングス株式会社

• ジャスダック

2021年10月1日にテクニカル上場する「ミアヘルサホールディングス株式会社」。ミアヘルサ株式会社に代わり上場する企業で、同日に設立されます。

同グループでは傘下のミアヘルサ株式会社において、医療・介護・保育・食品の4事業を中心に展開。調剤薬局である日生薬局やデイサービスなどの介護サービス、保育園に学校給食食材などを手掛けています。

また同じくグループ傘下である株式会社東昇商事でも保育事業を手掛けており、東京・神奈川などにあるマリー保育園もミアヘルサホールディングス株式会社の一員なんですよ！

21. フルサト・マルカホールディングス株式会社(7128)

引用元：フルサト・マルカホールディングス株式会社

• 東証1部

2021年10月1日にテクニカル上場する「フルサト・マルカホールディングス株式会社」。

産業機械などを手掛ける機械専門商社の株式会社マルカと、機械工具や建築資材などを展開するフルサト工業株式会社の経営統合により生まれる企業です。

“「その手があったか」を、次々と。”をスローガンに掲げ、機械・工具や建設資材、建設機械、セキュリティの4本柱で事業展開していくんだとか。

強力2社がタッグを組むだけあって、今後の活躍にも期待できるでしょう。

22. 株式会社一家ホールディングス(7127)

引用元：株式会社一家ホールディングス

• 東証1部

株式会社一家ダイニングプロジェクトに代わり2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社一家ホールディングス」。上場と同日に設立される企業です。

そんな同社だけど、もともとの株式会社一家ダイニングプロジェクトでは、多種多様な業務形態が魅力。飲食業とブライダル業をメインに展開しているんですよ。

2021年3月末時点でも直営店舗が69店舗、婚礼施設1施設を展開しており、おもてなしのプロとして今後の活躍も期待できるでしょう。

23. インフロニア・ホールディングス株式会社(5076)

引用元：インフロニア・ホールディングス株式会社

• 東証1部

2021年10月1日にテクニカル上場する「インフロニア・ホールディングス株式会社」。上場と同日に設立されるためまだ聞きなれないけど、とくに注目度の高い企業ですね。

というのもこの企業は、あの前田建設工業株式会社・前田道路株式会社・株式会社前田製作所の3社が共同株式移転したもの。3社の上場廃止に代わり上場する企業なんです。

これによって互いの特徴を活かしやすくなり、業務を一括で行う体制が叶うとされているんですよ。

24. 株式会社くふうカンパニー(4376)

引用元：株式会社くふうカンパニー

• マザーズ

2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社くふうカンパニー」。上場と同日に設立される企業です。

チラシサービス・トクバイで有名な株式会社ロコガイドと、結婚関連事業などを展開する株式会社くふうカンパニーが共同株式移転をすることで誕生します。

そのため今後は、ライフイベントから身近な生活まで幅広くカバー。私たちの身近な企業として活躍しそうですね。

25. 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ(4360)

引用元：株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ

• 東証2部

2021年10月1日にテクニカル上場する「株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ」。マナック株式会社に代わり上場する企業で、同日に設立されます。

もともとこのマナック株式会社といえば、化学メーカーとして有名。臭素化・ヨウ素化で名をはせており、難燃剤事業・ヘルスサポート事業・ファインケミカル事業などで多様な製品を展開しているんですよ。

それだけに今回の上場に伴い、経営面でも事業面でも注目でしょう。

26. 株式会社ワンキャリア(4377)

引用元：株式会社ワンキャリア

• マザーズ
• 2020年12月期売上高13億3092万8000円
• 2020年12月期営業利益8053万9000円

2021年10月7日に上場する「株式会社ワンキャリア」。キャリアデータプラットフォーム事業というのを展開している企業です。

有名どころでは求職者向けサービスとして就活サイトのONE CAREERなどを運営しているので、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。

また人事向けサービスとして新卒採用に役立つONE CAREER CLOUDも展開。雇う側・雇われる側両方を支援しています。

27. 日本エコシステム株式会社(9249)

引用元：日本エコシステム株式会社

• 東証2部
• 2020年9月期売上高39億867万円
• 2020年9月期営業利益3憶1532万4000円

2021年10月8日に上場する「日本エコシステム株式会社」。環境・公共サービス・交通インフラ・その他といった4つの事業をメインに展開しています。

たとえば公共サービス事業では競馬場といった公営競技施設での自動発売機など、交通インフラ事業では高速道路で日ごろ利用するETCの保守などを展開。

1998年設立という比較的新しい企業ではあるものの、すでの私たちの身近なところで活躍している企業なんですよ。

28. PHCホールディングス株式会社(6523)

引用元：PHCホールディングス株式会社

• 東証1部
• 2021年3月期営業収益88億2400万円
• 2021年3月期営業利益-21億1200万円

2021年10月14日に上場する「PHCホールディングス株式会社」。糖尿病マネジメント・ヘルスケアソリューション・診断・ライフサイエンスの分野で活躍している企業です。

そんな同社ですが、2021年3月時点での関係子会社は世界89社というから驚き！

グループ全体で医療機器などの製品や電子カルテなどのサービスを数多く展開し、医療やヘルスケア分野をけん引しています。

29. 株式会社CINC(4378)

引用元：株式会社CINC

• マザーズ
• 2020年10月期営業収益9億3435万8000円
• 2020年10月期営業利益4220万6000円

2021年10月26日に上場する「株式会社CINC」。データソリューションに力を注いでいる企業です。

AIやビッグデータ取得、自然言語処理などの開発を行い、ソリューション事業とアナリティクス事業を展開しているんですよ。

それぞれソリューション事業では自然検索調査やユーザーニーズ調査が叶うKeywordmapなど、アナリティクス事業ではコンサルティングサービスなどを提供しています。

9～10月の新規上場株もアツい！

今回は2021年9〜10月の新規上場株についてご紹介してきました。

満を持しての上場企業はもちろん、今回新設される企業などもあって、どれも気になる銘柄ばかりでしたよね。

いずれも新規上場するだけあって力のある企業なので、ぜひみなさんもこの機会にチェックしてみてください。