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歯科衛生士は転職率が高いってホント?
専門職として人気の高い歯科衛生士。でも歯科衛生士さんのなかには、「もう辞めたい」「転職したい」と思っている人もいますよね。
それもそのはず。対人で仕事をする歯科衛生士は、転職率が高いといわれているんです。
とはいえ実際に転職しようと思っても、どうすればいいのか悩みもの。しかも「また失敗したらどうしよう…」と考えると、なかなか一歩を踏み出せないのもわかります。
でも安心して。
これからお伝えしていくことをしっかり取り入れていけば、次はきっとうまくいくはず!
もちろん最後にはオススメの転職サイトもご紹介していくので、あわせて利用してみてくださいね。
歯科衛生士が抱える悩みとは?
では実際、どんな悩みやトラブルが多いのでしょうか。
まずは歯科衛生士が陥りやすい悩みを3つご紹介していきます。もしこれらの悩みに当てはまっている人は、要注意。ギリギリまで我慢せず、余裕を持って行動を起こしていきましょう。
勤務時間やお給料
まずは勤務時間やお給料に関する悩み。これはどんな仕事でもありますよね。
仕事内容に対してお給料が低すぎたり、思っていたよりずっと残業が多かったり。事前にしっかり確認していたつもりでも、いざ入ってみたら最初の条件と違うこともあります。
こういったトラブルは仕事に対するモチベーションも下げてしまうので、転職を考えるのもひとつの手段といえるでしょう。
人間関係のトラブル
意外と多いのが、この人間関係のトラブル。たとえばセクハラであったり、院長と治療方針で衝突してしまったり。女性のスタッフが多い職場だから、陰湿ないじめに遭うこともあるんだとか。
とくにセクハラやいじめなんてもってのほか!しかるべき窓口に相談するのはもちろんですが、歯科衛生士のような専門職であれば転職してしまうのもオススメです。
有給休暇がとれない
総合病院などと違って、少ないスタッフ数の歯科医院。歯科衛生士は1人~2人だけで、ほかは全員アルバイトの歯科助手さん、なんてケースも少なくありません。そうなると問題になるのが有給休暇です。
雇っている人数が少なければ少ないほど、責任は重大。予約がたくさん入っている日などはとくに、有給休暇を取るのが難しくなるでしょう。
次こそ失敗しない!新しい転職先を探すポイント
多くの悩みを抱えている歯科衛生士。とはいえ「転職が失敗したらどうしよう」「また同じような職場だったら…」など不安ですよね。
そこでここからは、歯科衛生士が転職先を探すうえで大切なポイントをご紹介していきます。転職を成功させるためにとっても重要なので、ぜひチェックしてくださいね。
スタッフの人数
まずはこれ、スタッフの人数です。どれくらいのスタッフを雇っているかなど、歯科医院の規模ってことですね。この人数が少ないと有給休暇が取れなかったり、激務だったりしてしまうので、必ず確認してみてください。
最近では歯科医院の公式サイトでスタッフの紹介をしているところも多いので、簡単に確認ができますよ。
お給料などの条件
続いてなにより大切なのが、お給料や勤務時間といった基本的な条件です。これが自分の希望と合わなければ、転職しても不満がつのるばかり…。求人でも確認はできるでしょうが、見学や面接の際に聞けるタイミングがあれば、きちんと確認しておきましょう。
院長やスタッフの人柄
人間関係のトラブルを防ぐためには、自分の力だけではどうにもなりません。一緒に働く相手の人柄も大切です。なので見学や面接で歯科医院へ行った際は、スタッフの人柄や院内の雰囲気をチェックしておきましょう。
もし見学などが不可な場合、自宅から近い歯科医院なら患者として行ってみるのもオススメ。歯科検診や歯石取りなら虫歯がなくても行けますし、自宅から近ければ患者として行っても不自然にはなりません。
ほかにも人気の歯科医院ならインターネット上に口コミが載っている場合もあるので、あわせて確認してみてください。
歯科衛生士にオススメ!転職サイト10選
それでは最後に、オススメの転職サイトをご紹介していきます。どれも歯科衛生士の転職に強いサイトなので、普通の転職サイトより利用しやすいはずですよ!
GUPPY(グッピー)
GUPPYは、医療や介護に特化した求人・転職サイトです。歯科衛生士限定というわけではありませんが、それでも2018年2月現在の歯科衛生士の求人数は8,000件以上。
雇用形態も正社員からパートまで選べますし、「託児所あり」「土日祝休み」といった条件での検索も可能なので、家庭との両立をしたい女性にも向いています。
Quacreer(クオキャリア)
Quacreerは、歯科衛生士専門の求人・転職サイト。掲載されているのはすべて歯科衛生士の求人だから、検索もしやすく、診療科目も一般歯科から訪問歯科まで選べます。
またQuacreerでは、ちょっと変わった検索条件もポイント。「有給消化率100%」や「19時までに終業」といったほかとは違う条件が選べるので、希望の求人がきっと見つかるでしょう。
デンタルWORKER
デンタルWORKERも、歯科衛生士専門の求人・転職サイト。しかしこちらは、転職エージェントに近い支援型のサイトとなっています。そのため専門アドバイザーがつき、ヒアリングや面接の日程調節までしてくれるんですよ。
はじめての転職でどうすればいいかわからない人でも、ここなら安心して利用できそうですね。
e-dentist(イーデンティスト)
e-dentistは、歯科専門の求人・転職サイト。そのため歯科衛生士だけでなく、歯科医師や歯科技工士などの求人も載っています。
またこちらでは、求人票のチェックのほかにも、紹介サービスという支援も実施。登録すると非公開求人を見たり、面接から入職まで手厚いサポートが受けられます。
Denty(デンティ)
e-dentistと同じく、Dentyも歯科専門の求人・転職サイト。株式会社メディカルネットが運営しており、医療業界に精通しているのが強みです。実際エリアは、北海道から沖縄までをカバーしており、首都圏以外でもたくさんの求人を検索が可能。
しかも歯科医院からのスカウト機能もあるので、よりいい条件での転職を目指せます。
ファーストナビ歯科衛生士
ファーストナビ歯科衛生士は、歯科衛生士に特化した支援型の転職サイトです。そのため非公開型の求人も多く取り扱っており、登録すると自分に合った求人を紹介してもらえます。
もちろん公開されている求人もたくさんあって、東京都だけでも1,200件以上あるんですよ(2018年2月現在)。またサイト内には、転職のコツなどを記載したコンテンツも。転職に役立つ情報がたくさん載っているので、はじめて転職活動をする人にも便利でしょう。
Medicle(メディクル)
Medicleは、歯科医師と歯科衛生士を中心として、歯科に特化した求人・転職サイト。そのままでもたくさんの求人を見ることができますが、会員登録するとさらに便利です。
非公開求人が見られるようになるのはもちろん、履歴書を登録することで複数の応募も簡単にできちゃうんですよ。働きながら転職活動をしたいという、忙しい人にもぴったりのサイトです。
DENTAL HAPPY(デンタルハッピー)
DENTAL HAPPYは、歯科衛生士専門の求人・転職サイト。紹介支援型のサイトで、対応しているエリアは関東だけとなっています。それだけに歯科医院の情報をしっかりと把握。信頼できる歯科医院だけを紹介してくれる仕組みなんですよ。
またこちらでは、約3,000以上の歯科医院で実際の動画を撮影。「働いてみたら求人と違った!」といったトラブルが起きないよう、たくさんの工夫がされています。
でんたろう
でんたろうは、歯科全般を取り扱う求人・転職サイト。こちらでは会員登録なしでも応募ができ、手間がかからないのが特徴です。自分でしっかり選びたい人に向いていますね。
使い方は簡単で、求人をチェックし気になる歯科医院へ連絡するだけ。あとは見学に行ったり、面接日程を決めて完了です。支援型と違って紹介サービスなどはありませんが、その分自分のペースで探せます。
Medical Linkage(メディカルリンケージ)
Medical Linkageは、歯科限定の求人・転職サイト。歯科衛生士はもちろん、歯科医師や歯科助手といった求人が豊富に掲載されています。こちらのポイントは、特徴での絞り込みができること。しかもちょっと変わった絞り込み条件まで用意されているんです。
たとえば「院長が優しい」「患者が多い」といった、働くうえでの重要なポイントも。これなら事前に働き先の雰囲気がつかめるので、転職後の失敗も防げるでしょう。
転職を成功させて働きやすい環境を手に入れよう!
今回は、歯科衛生士の転職について詳しくご紹介してきました。せっかく歯科衛生士になったのに、働きにくい職場だとツライですよね…。そんなときこそ、思いきって転職してしまうのもオススメ。
自分にとって働きやすい職場に転職できれば、今までより自信や余裕を持って働けるはずです。今現在悩んでいる人も、ぜひこの機会に前向きな転職を考えてみてください。