転職で迷う20代後半女子へ!転職で成功・失敗する人の違い

「ずっと、『転職したい!』って思っていたはずなのに、“いざっ”となったら本当にこれが正解なのか迷いだしちゃって…

このような転職への迷いや悩みをもつことが、“仕事に慣れはじめた20代後半”や“女性”には少なくありません。

かくいう私もその一人でした。

もしかしたら人によっては、その迷いが転職の運命を左右することになるかもしれません。

なぜ、転職をしようと思った時に迷ってしまうのでしょうか。ここでは20代後半の女子だからこその迷いや悩みを分析します。

なぜ、迷いながら転職をしても“成功する人と失敗する人がいるのか?”といった理由も考えていきます。
 

なぜ20代後半の女子たちは転職を迷うのか?

では、なぜ自分の意思で転職を開始したにも関わらず、女性たちは「本当に転職をしてもいいのだろうか?」と迷うのでしょうか。ここでは3つの視点からお話します。

1. 転職先での将来が見えないから

まず考えられる理由は、自分が転職先で働いているビジョンが描けないからです。

つまり、「新しい環境で本当に働いていけるのか?」と不安を感じて、転職に迷っている状態と言えます。

このような傾向にある人は、「自分が転職先で輝いている姿が想像できない」、「元気に働いている姿が湧かない」といった気持ちを抱えているでしょう。

人は先の見えないこと、わからないことに対して不安を感じ、無意識のうちに避ける傾向にあります。まさに転職に対して、不安感を覚えている状況にあるのです。

2. 仕事に強い不満がないから

今の職場にそこまで強い不満が無いという人も、いざ内定が決まると「本当に転職をしてもいいのかな?」と悩みます。

このような傾向は、「今の環境を変えてみたいなぁ…」「友達がみんな転職をしているので私もしてみようかな?」といった軽い気持ちでなんとなく転職をはじめた人がおおいです。

現状の環境に、とくに強い不満や危機感を覚えて転職を行なっているわけでは無いた。そのため内定が出たタイミングなど、本当に仕事を辞めるかどうかの決断になって迷い出すのです。

3. ライフイベントに遭遇したから

20代後半の女性ならいつ起こってもおかしくないのが、”結婚”や”出産”といったライフイベントとの遭遇です。

女性の中には、パートナーや家族のためなら、自分のやりたいことや行動を犠牲にしてでもライフイベントを優先するという人が少なくありません。

「これから家のことでもっと忙しくなるのに、転職なんてやっている場合ではないかも…」と迷ってしまうのです。

環境にもよりますが、男性よりも女性の方が自分のことを後回しにしてでも、ライフイベントを優先する人が多いように感じます。その結果として、転職活動を辞めてしまったり、先送りにする女性が出てくるのです。

 

迷っても転職するべき20代後半女性とは

では迷っても、転職をした方がいい20代後半の女性は、どのような人たちなのでしょうか。ここでは3つのパターンを紹介します。

1. 新しい業界や分野で挑戦したい人

転職に迷っていてもぜひ前向きに挑戦してほしい1人目は、今いる環境では実現出来ない異業種での仕事や新しい分野での挑戦を目指している女子です。

新しい業種や分野における今後のキャリア形成を見据えると、30歳を前に新しい環境に飛び込むことが重要となってきます。実績を重視される30代での転職とは異なり、20代のうちは本人のやる気と経験も採用に関わってくるからです。

こうした目的がある人は、転職はもちろん、30歳になる前に専門資格の取得を目指し学校へ入りなおすという選択肢もあります。

2.キャリアアップが目的の人

転職に迷ってもぜひ前向きに挑戦してほしい2人目は、キャリアアップを目的とした転職を考える女子です。

業界でスペシャリストになるためには、スキルや経験を重視される30代、実績を求められる40代に向かって着実に成長を重ねていく必要があります。

今の環境で”これ以上のキャリアアップが望めない”と感じたときには、自分の直感を信じて、外の世界に挑戦してみませんか。

3.前向きな気持ちで転職の準備を進めていた人

転職に迷ってもぜひ前向きに挑戦してほしい3人目は、転職に対して前向きな気持ちで準備してきた女子です。

転職を前向きな理由で行うほど、気持ちや態度に余裕が出て成功しやすいです。何よりも「この会社はヤバイかも…」という企業に捕まりにくくなります。

ネガティブな気持ちが強いと、焦りによって転職先の目利きも思うように出来ない場合があるため、注意が必要です。
 

転職に迷ったら、とどまるべき20代後半女性とは

では逆に、迷った時には今の環境の方がいい20代後半の女性はどのような人たちなのでしょうか。こちらも3つのパターンを紹介します。

1.周囲の影響でなんとなく転職を行なった人

転職に迷った時には勇気を持って留まってほしい1人目は、なんとなく転職活動を行ってきた女子です。

転職は人によっては、いい働きをすることもあれば、デメリットになるケースもあります。そのため、転職によるリスクを理解した上で今の職場を離れるかどうかを決定しなくてはなりません。

・なぜ転職をしたいと思ったのか?
・転職によるメリットやデメリット

などを自身が腹落ちするまで考えてみてください。

その上で、転職をしない方がよいと判断した時には、今の環境に留まることをオススメします。

2.環境が変わることを強く望んでいない人

転職に迷った時に勇気を持って留まってほしい2人目は、本気で環境が変わることを望んでいない女子です。

このパターンの人は、「1.周囲の影響でなんとなく転職を行なった人」と同様に、今の環境が変わることのリスクを自分なりに考える必要があります。

残念ながら転職は、あなたにとって”必ずよい環境を提供してくれる”とは限りません。もしかしたら、「前の職場の方が良かったかも…」と悲観した状態で働くケースも起こりえます。

環境の変化が結果としてストレスになるかもしれませんので、現状に強い不満が無いのでしたら、今の環境に留まることを検討してみてはいかがでしょうか。

3.心のどこかで転職に違和感を感じている人

転職に迷った時に勇気を持って留まってほしい3人目は、“この転職は本当に自分にあっているのか?”と感じている女子です。

このような気持ちの引っ掛かりは、転職で内定をもらった後などに起こる場合があります。

自分の心の引っ掛かりを無視して焦って転職先を決めても、それが結果としてうまくいくとは限りません。

ぜひ一度、”本当に内定をもらった企業に行きたいのか?”、”なぜ、心に引っかかるのか?”など自分と向き合いながら考えてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は20代後半の女子が転職で迷った時に、“転職した方がいい人としない方がいい人”を紹介しました。

転職は人生の転機ですが、自分から機会を求めさえすれば、一生のうちに何度も挑戦することが出来ます。

“今がタイミングでは無い”と感じたら、素直に割り切って次の転職の機会をオススメします。