辞めてから後悔する前に!上司と合わない5つのケースの対処法

合わない上司との付き合い方って

「なんか上司と合わないんだよなぁ。」ってほとんどの社会人が、一度は経験したことがあるんじゃないかな。

まあ人生は長いから、合わない上司と一緒に仕事することぐらいあるだろう。むしろない人の方がめずらしい。

でも大切なのは、合わない上司とどうやって接するのか。

実は心構えやテクニックを知っているだけで、けっこう気持ちが楽になるし、うまくいくこともある。ケース別で紹介するから、1つずつ見ていこう。

1. 仕事に対する価値観の違い

ところで君にとって、仕事において何が1番重要?

・お金
・キャリア
・社会貢献
・プライベート
・とくにない

まぁ、考えるだけで色々あるよね。仕事の価値観とは、何を重要だと思って働くかだよね。

実際すべての社員が、一致団結するなんてほぼない。

たとえば上司が、何がなんでも目標数値の達成を重視する価値観だとしよう。顧客のメリットを犠牲にしてでも。

ところが君は、一時的な数字よりも、顧客のメリットを重視する考えだ。

もちろん、上記以外にも上司と価値観が合わないことはたくさんある。

君ならどう対応する?

上司とそれぞれの価値観について共有

まずこのケースは非常に難しい。なぜならどちらも間違っていないから。夫婦が離婚するのと同じで、価値観の違いというのはクリティカルなんだ。

・価値観共有のためにMTG
・折り合いをつける

やはり王道の手段で、それぞれの考えをコミュニケーションするしかない。

もちろん、君が上司に意見なんてできる環境・状況じゃないかもしれない。それでも君が上司と一緒に働くのであれば、避けることはできないだろう。

ここで100%納得できることはないだろう。必ず折り合いをつけることになり、どこまで君のなかで納得できるかがポイントだ。

もし君が納得できない、上司とコミュニケーションをとれる状況でないのであれば、その環境をはなれるべきだろう。

・部署異動
・転職

まずは部署異動、それがダメなら転職だ。

最後に伝えたいのは、できれば周囲が納得した成果をだし、実行して欲しい。もちろん体を壊すような、ムリをする必要はない。

2. 部下に頼りまくりの上司

何でもかんでも、部下に投げっぱなしな上司もいる。

コレやっといて~、アレもやっておいて~、じゃあオレ帰るから!みたいな。

ふざけんなよって思うよね。

まあ、上司になって欲しくないタイプ。もはや、ご愁傷様というしかないが、こんな時はどうしたらいいのだろうか?

上司の上司を味方につけるのが1番

1番は上司の上司を味方につけるのがいいね。

密告するやり方でも伝わるからいいかもだけど、カドが立つから目立たないようにするのがいいかな。

まあ、上司の上司とコミュニケーションとる機会がない人もいるら、クレームに近い感じで入れるのがいい。

上司同士で仲がいい場合は注意が必要。結託されて変な感じになるので。やるなら慎重に。

3. 精神論でマネジメントする上司

この仕事、納期はここまでだからと伝えられて「えー!それは無茶ですよ」ってことを経験した人もいるんじゃないかな。

そんな時に、「根性出せ!」とか「お前はやればできる!」とかスッゴイ適当なこという上司がいる。そんな時はどうすればいいのか?

正直、難しいシチュエーションだね。

会社の風土なら諦めるしかない

はっきり言って、会社全体の風土が精神論の時は諦めるしかない。

なぜなら解決方法は、社長が変わるしかないから。これは悩んでいる君にとって、運に頼るしかない。

でも上司だけが精神論のマネジメントなら、どうにかなる可能性はある。

つまり、上司が精神論マネジメントを変えるか、君が上司から離れるか。このどちらかだ。

具体的には、この4つの手段だ。

・部署異動を希望
・上司に直接つたえる
・人事に相談
・上司の上司を味方につける

部署異動がよくある会社は、スムーズにいくかもしれないね。そうでない場合は、ハードルが高いことは覚悟した方がいい。

最後だけど、精神論は精神論で学ぶところがあると伝えておこうかな。少しくらいの負荷・チャレンジなら、上司から評価されるし、自身の成長にもつながるよ。

ただあまりにも、ムチャクチャなら話は別。

4. 部下のやる気を下げる上司

ことあるごとに部下のやる気を下げる上司も存在する。

嫌味、愚痴、悪口をいうやつだ。これはまあやる気下がっちゃう。ダダ下がりMAXになる。

はっきり言ってこんな上司はダメだ。君にとってマイナスの影響しかないだろう。それほど言葉というのは、重要だ。

反面教師にしてしまおう!

僕から言えるのは、反面教師にしてしまおう。もちろん気分が乗らないこともわかる。仕事じゃなければ、離れていくべきだろう。

ただはっきり言って、人生の経験・肥やしにするしかない。

上司が悪口を言った時に、君はどう思った?仕事に対してどういう影響がでた?

いずれ君も部下や後輩をもつ時がくるだろう。その時に、この悪口をいう上司を思い出すんだ。

どんな振る舞いをすれば、どうなるのかを自分が体感しているから、部下を大切にできる上司になれるだろう。

5. ワンマンで自分が絶対な上司

うーん。こういう人っているんだよね。

上司にも存在するし、中小企業の社長によくいる感じ。いわゆるワンマン社長ってやつだね。

自分が今まで積み上げてきたものに自身があるからこうなるんだろうね。

提案するなら相手を尊重しながらプレゼンする必要がある

極度に部下を信じないとかならこの方法は難しいけど、それ以外なら可能性はある。ポイントは提案の方向性。

上司のやり方や作業の順番などには、上司なりの哲学があるはず。なのでそこから分析するといいだろう。

哲学に沿った提案で利にかなっているのであれば受け入れられる可能性もある。プレゼンとは相手をいかに喜ばせるかが最大のポイント。相手の状況や考えに合ったプレゼンができるようになれば間違いなく会社員として優秀になれる。

どうしても合わないなら転職を

転職するメリット

転職じゃなくて異動とかでもいいんだけどね。

転職のメリットはイヤな上司と仕事をしないで済むようになることだよね。まあ、上司のせいでストレス溜まりまくり、もしくは10円ハゲできた、うつになりそうとかなら考えていいというかした方がいいだろう。

他のメリットとしては別のところへ行くから新しいチャレンジができる可能性があることだよね。幅広い価値観や仕事ぶりができるようになると自分の価値が高くなる。これもメリット。

転職するデメリット

転職すればいいってわけでもないのが難しいところ。考えられる点としては転職先でも同じ問題が起きてしまう可能性かな。

上司の年齢って業界が違わない限り大体同じもんなんだよね。ていうことは価値観も結構似ている可能性が高い。そうなると転職しても同じってことになりかねない。

あとは転職先で新しい仕事をするようになるだろうから、可もなく不可もなく波を立たせたくないようにしたい場合は行動を慎重にするといい。個人的には色んなところに行って経験を積む方がいいとは思うけど、こればかりは自分の目標次第。

合わないから辞めるではなく、自分でできるところは見つける努力を

上司と合わないから辞めるとかってすぐにいうのは正直、感心しない。上司のレベルにもよりけりだけどね。

でも相手の悪いところばかり目を向けているよりは、自分でできることを考えて実行する方が成長は間違いなく早いよ。

イヤなことがあるのは、ほとんどの社会人が経験していること。問題に対してどんな行動をするかって意外と見られているよ。自分の目標や大事にしたいモノを冷静に振り返って、対処するようにしよう。