今すぐチェック！2021年3・4月上場のIPO銘柄21選

毎月多く行われるIPO。マザーズやジャスダックなどの新興市場はもちろん、東証1部や2部へ上場する企業もたくさんありますよね。

そこで今回は、2021年3・4月のIPO銘柄に限定してピックアップ。それぞれ業績から事業内容まで詳しく解説していきます。

3・4月もたくさんのIPO銘柄があるので、さっそく見ていきましょう！

2021年3・4月のIPO銘柄21選

それではいよいよここから、実際に2021年3・4月に上場するIPO銘柄をご紹介。それぞれ業績から事業内容まで詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)

引用元：株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス

• マザーズ
• 2020年9月期営業収益5億7049万6000円
• 2020年9月期営業利益2億9641万1000円

2021年3月16日に上場する「株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス」。エンジニアの人材派遣を行っている企業です。

もっと具体的に説明すると、システムソリューションサービス事業がメイン。技術者を取引先に派遣し、開発や保守を行ってるってことですね。

また複数のグループ会社を抱えてることから、トータルでサポートできるのも魅力です。

2. ウイングアーク1st株式会社(4432)

引用元：ウイングアーク1st株式会社

• 東証1部
• 2020年2月期売上高180億8593万8000円
• 2020年2月期営業利益32億4803万5000円

2021年3月16日に上場する「ウイングアーク1st株式会社」。情報活用や業務の効率化を支援するため、企業へ向けてサービス展開している企業です。

なかでも注目なのが帳票事業で、帳票基盤ソリューションのSVFは国内シェアNo.1なんだとか！

またほかにもデータエンパワーメント事業として、データ集計や分析が叶うソフトウェアDr.Sumなど、多くの製品やサービスを提供しているんですよ。

3. 株式会社i-plug(4177)

引用元：株式会社i-plug

• マザーズ
• 2020年3月期売上高13億1455万3000円
• 2020年3月期営業利益(営業損失)-5064万3000円

2021年3月18日に上場する「株式会社i-plug」。新卒向け求人サイトOfferBoxを運営してる企業です。

このOfferBoxでは、企業から就活生に向けたダイレクトオファーが可能。しかも送れるオファーには上限が設定されてるから、ほかの求人サイトのような一斉送信ではなく、企業側もきちんと選んでくれる仕組みなんだとか。

それだけに人気も高く、2022年度は142,000人もの学生が登録しているんですよ(2021年3月現在)。

4. 株式会社T.S.I(7362)

引用元：株式会社T.S.I

• マザーズ
• 2019年12月期売上高19億6257万2000円
• 2019年12月期営業利益1億512万1000円

2021年3月19日に上場する「株式会社T.S.I」。高齢者住宅や介護事業をメインに活躍している企業です。

具体的には、アンジェスというサービス付きの高齢者住宅を展開。本社を置く京都府をはじめ、兵庫県や静岡県など複数運営しているんですよ。

またほかに訪問介護や居宅介護支援も展開し、高齢者本人や家族が安心して過ごせる環境づくりをしています。

5. 株式会社ココナラ(4176)

引用元：株式会社ココナラ

• マザーズ
• 2020年8月期営業収益17億7555万5000円
• 2020年8月期営業利益(営業損失)-8086万4000円

2021年3月19日に上場する「株式会社ココナラ」。企業名を冠したココナラで有名な企業なので、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。

このココナラでは、自分の得意なスキルを販売できるのがポイント。イラスト制作からファッションアドバイスまで、得意分野で取引できるマーケットなんですよ。

またほかにも、ハウスクリーニングやアクティビティといった対面サービスの出品＆予約が叶うココナラミーツや、弁護士の検索ができるココナラ法律相談なども展開しています。

6. 株式会社シキノハイテック(6614)

引用元：株式会社シキノハイテック

• ジャスダック
• 2020年3月期売上高45億3164万円
• 2020年3月期営業利益2億3570万円

2021年3月24日に上場する「株式会社シキノハイテック」。マイクロエレクトロニクス事業やカメラ事業を展開してる企業です。

大規模集積回路ことLSIの設計を手掛けることでも有名で、なかでもアナログLSIの開発では高い実力を誇っているんだとか。

またほかにも、ATMなどに活用できる産業用組込カメラや、人数をカウントしたり性別を判断できる店舗用カメラなど多数展開しています。

7. 株式会社Sharing Innovations(4178)

引用元：株式会社Sharing Innovations

• マザーズ
• 2019年12月期売上高20億7677万8000円
• 2019年12月期営業利益1億2636万3000円

2021年3月24日に上場する「株式会社Sharing Innovations」。昨今注目のデジタルトランスフォーメーション事業やプラットフォーム事業を展開してる企業ですね。

デジタルトランスフォーメーション事業では、顧客の要望に応じたシステム開発から、クラウド型の顧客管理システムを提供するアメリカ企業Salesforceの導入支援など。

またプラットフォーム事業ではアプリケーションの開発・運営を手掛け、実際に占いサービスアプリのウラーラを展開しています。

8. 株式会社ベビーカレンダー(7363)

引用元：株式会社ベビーカレンダー

• マザーズ
• 2019年12月期売上高6億4万5000円
• 2019年12月期営業利益3254万7000円

2021年3月25日に上場する「株式会社ベビーカレンダー」。妊娠・出産関連のサービスを展開している企業です。

具体的には、妊娠中から育児まで役立つ情報メディア・ベビーカレンダーを運営。悩み相談や離乳食レシピも提供し、月間875万人もの利用者がいるんだとか。

またほかに産婦人科向けのサービスも複数展開。さまざまな情報が見られるベビーパッドやホームページ制作、診察予約システムなど、多くの病院で導入されています。

9. 株式会社ジーネクスト(4179)

引用元：株式会社ジーネクスト

• マザーズ
• 2020年3月期売上高5億2620万3000円
• 2020年3月期営業利益(営業損失)-1億7563万1000円

2021年3月25日に上場する「株式会社ジーネクスト」。クラウド型のDiscoveriezを提供してることで注目の企業ですね。

このDiscoveriezっていうのは顧客対応が叶うSaaSプラットフォームのことで、メール機能やリスク検知といったたくさんの機能が魅力なんですよ。

それだけにあの味の素株式会社や株式会社Mizkan、ダイドードリンコ株式会社といった名だたる企業でも利用されています。

10. 株式会社イー・ロジット(9327)

引用元：株式会社イー・ロジット

• ジャスダック
• 2020年3月期売上高83億8545万3000円
• 2020年3月期営業利益8491万1000円

2021年3月26日に上場する「株式会社イー・ロジット」。物流の分野に特化している企業です。

具体的には、通販物流の代行業務がポイント。サイトの構築から商品撮影、受注、発送まで一括するフルフィルメントサービスが魅力なんですよ。

またほかにも、企業の悩みを改善する物流コンサルティングや物流システムの導入支援など、幅広く展開しています。

11. ブロードマインド株式会社(7343)

引用元：ブロードマインド株式会社

• マザーズ
• 2020年3月期営業収益29億3514万7000円
• 2020年3月期営業利益2億7182万5000円

2021年3月26日に上場する「ブロードマインド株式会社」。フィナンシャルパートナーとして事業展開してる企業です。

これだけだとちょっとわかりにくいけど、具体的には生命保険などの保険から資産運用、相続対策に住宅ローンなどなど、個人・企業に向けて展開。

分野にとらわれることなく、トータルでサポートしてくれるのが魅力なんですよ。

12. スパイダープラス株式会社(4192)

引用元：スパイダープラス株式会社

• マザーズ
• 2019年12月期売上高合計12億8610万9000円
• 2019年12月期営業利益6453万8000円

2021年3月30日に上場する「スパイダープラス株式会社」。建設業界に向けてさまざまなソリューションを提供している企業です。

ICTこと情報通信技術事業と、保温・断熱工事をメインとしたエンジニアリング事業を展開しているんですよ。

具体的には契約社数800社ともいう建築図面・現場管理アプリのSPIDERPLUS®の提供や、結露発生率0%という断熱材アーマフレックスの工事などを行っています。

13. Appier Group株式会社(4180)

引用元：Appier Group株式会社

• マザーズ
• 連結・2019年12月期売上高72億1973万5000円
• 連結・2019年12月期営業利益(営業損失)-23億6086万1000円

2021年3月30日に上場する「Appier Group株式会社」。AI技術を活用したサービス展開に強い企業です。

具体的にはAIを活用した広告プラットフォームのCrossXや効率的にクーポン配布ができるというAiDealなどなど展開。

どれも根強い人気を誇っていて、実際に取引実績のある企業や代理店は800以上にものぼるんですよ。

14. 株式会社オキサイド(6521)

引用元：株式会社オキサイド

• マザーズ
• 2020年2月期売上高30億6526万7000円
• 2020年2月期営業利益1億2298万7000円

2021年4月5日に上場する「株式会社オキサイド」。山梨県に本社を置く企業です。

高機能光学単結晶の開発や製造などをメインとし、光学デバイスやモジュール手掛けているんですよ。

もちろんその実力は本物で、Forbes Japanが主催するSMALL GIANTS AWARD 2021において、地方大会を勝ち抜き決勝大会でもグランプリを獲得。まさに今後の日本を背負う企業ですね。

15. 株式会社セルム(7367)

引用元：株式会社セルム

• ジャスダック
• 2020年3月期売上高40億3759万8000円
• 2020年3月期営業利益3億4917万6000円

2021年4月6日に上場する「株式会社セルム」。企業や人材の開発コンサルティングや社内研修などを手掛けている企業です。

たとえば営業部門へ向けてワークショップを実施したり、M&Aをした企業へ向けて2日間のプログラムを実施したり。

実際の事例を見てみても、企業の目的や課題に合わせた内容が魅力なんですよ。

16. 表示灯株式会社(7368)

引用元：表示灯株式会社

• 東証2部
• 2020年3月期売上高130億6540万1000円
• 2020年3月期営業利益10億5847万4000円

2021年4月7日に上場する「表示灯株式会社」。表示灯という企業名の通り、案内図や避難誘導のサイン、各種広告などを展開してる企業です。

たとえば駅周辺案内図は約2500駅に設置。また街中で見かける周辺図や駅構内で見かける○○のりばといったサイン、さらには電車内の広告なども手掛けているんですよ。

普段見ている案内や広告も、この企業の可能性あり。まさに私たちの生活に密接に関係してる企業ってことですね。

17. 株式会社ファブリカコミュニケーションズ(4193)

引用元：株式会社ファブリカコミュニケーションズ

• ジャスダック
• 2020年3月期売上高22億5422万8000円
• 2020年3月期営業利益862万2000円

2021年4月7日に上場する「株式会社ファブリカコミュニケーションズ」。レンタカー事業やWEBマーケティング事業など、さまざまな分野で活躍する企業です。

なかでも注目がレンタカー事業をはじめとした自動車関連の事業で、代車専用のファブリカレンタカーや自動車修理を手助けする鈑金塗装ファブリカなどを展開。

またほかにもsymphonyという中古車ビジネス総合プラットフォームの提供や、中古車検索ができるWebサイト車選びドットコムの運営なども手掛けているんですよ。

18. 株式会社アイスコ（7698）

引用元：株式会社アイスコ

• ジャスダック
• 2020年3月期売上高367億2821万1000円
• 2020年3月期営業利益1億4518万4000円

2021年4月8日に上場する「株式会社アイスコ」。フローズン事業とスーパーマーケット事業の2本柱で展開してる企業です。

フローズン事業ではアイスクリームや冷凍食品の卸売を行うほか、直接売り場に陳列納品するフルメンテナンスサービスが特徴なんだとか。

対するスーパーマーケット事業では、スーパー生鮮館TAIGAを運営するほか、テナントとしても展開。神奈川県内をメインに、静岡県などでも展開しています。

19. 株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)

引用元：株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル

• マザーズ
• 2020年3月期売上高23億2241万2000円
• 2020年3月期営業利益(営業損失)-1011万4000円

2021年4月8日に上場する「株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル」。こちらは金融商品仲介業を展開してる企業です。

IFAこと独立系ファイナンシャル・アドバイザーが100人以上所属し、資産運用のアドバイスから金融商品の提案など、サポートしてくれるんですよ。

横浜本店をはじめ札幌や新宿、名古屋や福岡など、日本各地にオフィスを置いています。

20. 株式会社紀文食品(2933)

引用元：株式会社紀文食品

• 東証1部
• 2020年3月期売上高473億5877万2000円
• 2020年3月期営業利益9億8248万6000円

2021年4月8日に上場する「株式会社紀文食品」。こちらは有名な食品メーカーなので、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。

たとえばお正月に欠かせないかまぼこや伊達巻、おでんの種、カニカマなどなど。どれもスーパーマーケットなどでよく見かけるものばかりですよね。

またほかにもこんにゃく粉などを利用した糖質0g麺など、近年人気の製品もたくさん展開しています。

21.サイバートラスト株式会社(4498)

引用元：サイバートラスト株式会社

• マザーズ
• 2020年3月期売上高44億1903万3000円
• 2020年3月期営業利益5億3049万2000円

2021年4月15日に上場する「サイバートラスト株式会社」。IoT 事業や認証・セキュリティ事業、Linux/OSS事業の3本柱で展開している企業です。

なかでも注目したいのが認証・セキュリティ事業で、なんと日本ではじめての商用電子認証局として長きにわたり実績を持っているんだとか。

またほかにもIoT 事業ではセキュア IoT プラットフォーム、Linux/OSS事業では統合システム監視ソフトウェアなどなど、数多く提供しているんですよ。

3月・4月も有望銘柄が目白押し！

今回は2021年3月・4月のIPO銘柄についてご紹介してきました。分野を問わずいろいろな企業がありましたよね。

IPO銘柄だけあって、もちろんどれも実力派。上場するにあたって今後さらに注目されていくことでしょう。

ぜひみなさんもこの機会にIPO銘柄に注目し、これからの動向をチェックしてみてくださいね。