ベンチャーでも大企業でも活躍!仕事ができる30代の5つの特徴

理想とする30代になるために

「なぜあの人は、まだ30代なのにどこの企業でも重宝されるのだろうか?」

仕事をしていると、たまに30代という若さにも関わらず圧倒的な早さと実力で仕事ができる人と一緒になることがあります。

こうした人たちは、ベンチャー・大企業に関係なくどこでも実力を発揮するため、人によっては噂を聞きつけたヘッドハンターがオフィス前で待ち伏せているぐらいです。

では、大企業やベンチャーといった組織環境を選ばすに仕事ができる30代のビジネスマンは、他の30代と何が違うのでしょうか。

ここでは、仕事ができる30代のビジネスマンが実践している5つのことや自分が少しでもできる人材に近づくために取り組める習慣術について紹介します。

 

仕事ができる30代の5つの特徴

ベンチャー企業と大企業では、組織運営はもちろん仕事のやり方や進め方がまったく異なります。どちらのフィールドでも優秀な実績を出している30代の人たちには、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、5つの特徴を紹介します。

1. 仕事に対して”適度”に力を抜ける

仕事のできる人は“力をかけるポイントの見極めのが上手”です。全力投球する場面や外せないポイントでは、しっかりとクオリティの高い資料やプレゼンテーションを準備してきます。

その一方で仕事を上手にサボる能力があるのも、仕事ができる人の特徴です。これは決して手を抜くのではありません。

自分の中で仕事の重要度と緊急度を切り分けられているからこそ、仕事のメリハリがつけられるのです。彼らは仕事を依頼してきた人や相手の肩書きではなく、その内容から判断を下しているのも仕事ができる人だからです。

仕事ができる人を見ていると、仕事に対して真面目過ぎてもダメ、手を抜き過ぎてもダメというのがよくわかります。

2. 調整能力に長けている

仕事のできる人は“調整能力の高い人”が多いです。

仕事量の調整にはじまり、スケジュール調整や他社との折衝などその能力はさまざまな場面で発揮されます。

これは難しいと誰しもが諦めていた調整を難なくこなすのも、仕事ができる30代だからこそです。

相手に厳しい内容の調整をお願いしないといけない場面では、相手と自分が互いにWin-Winになれるポイントを見つけることが上手なのも特徴の1つとして挙げられます。

相手に気持ち良くお願いを聞いてもらえる環境を作ることで、自身が意図した方向に話を進めていくのです。

そのため調整がうまい人は、自分たちの意見を可能な限り通さないといけない”交渉”の場面でもその力を発揮します。

3. とにかくメモをしている

仕事のできる人は“日々の業務内容や気づきをメモしていること”が多いです。

メモのやり方は人それぞれで、スーツの内ポケットにメモを入れている人もいれば、すかさず携帯に入力する人など、そのスタイルはさまざまです。

TPOに左右されずに記録を残すためには、アナログもデジタルもカバーできる記録スタイルをもつことがオススメ。環境に合わせて記録方法を変えられるのも、ある程度会社員経験を積んでいる30代だからこそです。

また、手を動かすことは、アイデアを出すときにも有用です。仕事ができる人は、記録を取りながら、頭の中で状況の整理をしています。慣れた人になってくると、他の仕事やプライベートとの関連性を考えているようです。

4. 相手の意図を読み取ろうとする

仕事のできる人は“相手の意見や要望の意図をくみ取ること”が上手です。言いかえれば、相手の気持ちを想像できる人が多いということになります。

また仕事ができる30代の中には、”世代が離れている相手であっても相手が本当に伝えたいことを読み取るのがうまい人”も少なくありません。これは20代の部下と40代以上の上司の間に挟まれる立場だからこそ鍛えられているといえます。

相手が本音を話そうとしない場面でも、質問形式で気持ちを引き出すのが上手な人もいます。これまでの経験から、自身の中で相手が考えている意図をいくつか予想できるため、対話を通して考えの絞り込みを行なえるからです。

5. 健康管理に余念がない

仕事ができる30代の大きな特徴と言えるのが、“健康管理”に取り組めているかどうかではないでしょうか。

これまでお会いしたベンチャーでも大企業でも活躍している30代を見ていると、”運動”と”食生活”に気を配っている人が多いです。

時間のある日にはランニングや筋トレをしたり、飲み会でお酒を飲んでも2〜3杯だったりと体に優しい生活を心がけていることがよくわかります。そのため仕事のできる人の中にはガタイがいい人も多いです。

また睡眠時間も6〜7時間確保することで、仕事中に集中力を維持する工夫もしています。


パフォーマンスの高い仕事を実践するためには、まずは資本となる体を整えることが、仕事のできる人になる最初の一歩ではないでしょうか。

余談ですが少し前までは、睡眠時間をけずり、仕事のためなら徹夜も喜んですることがデキるビジネスマンであるような雰囲気がありました。

しかし今では、“時間管理ができない、生産性が高くない人”として見られるリスクの方が高いですね。

 

仕事ができる人材になるための習慣術

では、今から仕事のできる30代に近くにはどうしたらいいのでしょうか。

自分が目指す人を見つけ、その人の思考や行動をマネする

仕事ができる人材として活躍したいのであれば、“自分が目指す人物(ロールモデル)を見つけることが一番の近道”です。職場の先輩や尊敬できる人をはじめ、著名人や有名人でも大丈夫です。

そして目標とする人物の行動や習慣、考え方などをすべてマネします。

具体的には「もしこの状況で〇〇さんならどのような行動を取るか」、「〇〇さんならこの状況でどう判断するだろうか」などロールモデルならどのように考えるかを、あなた自身が考え、行動に移すのです。

もちろん、全ての行動や選択がロールモデルと同じになるわけではありません。しかし、その人になりきろうとすることで行動に変化が現れるのは事実です。

憧れる人が考えることを予想することは、自ずと思考や行動を自分が目指す仕事のできる人へと近づけてくれます。

自分の言葉で発信することを意識する

仕事ができる人は“自分の言葉で意見や情報を発信”しています。もちろん全ての言葉が誰にでも伝わりやすい表現とは限りませんが、自分の言葉で外に情報を発信することによって、相手に気持ちや考えを熱量を持って届けることができるのは事実です。

自分の気持ちや考えを発信することは、自分の仕事をアピールする上でも必要となってきます。会社員としては、欠かせないスキルです。

意見を伝えるのが苦手な人や仕事に自信が持てないという人は、小さなことからで構わないので自分の言葉で意見を伝える練習をしてみてはいかがでしょうか。

おすすめはTwitter(ツイッター)です。手軽に情報を発信しやすいのはもちろん、文字数が限られているため意見や考えを要約する練習にもなります。

最小限の労力で仕事を行う方法を考える

仕事ができる人に近づくためには、仕事に対する思考を変える必要があります。それは最小限の力や時間で仕事を終わらせる方法を考え続けることです。

仕事ができる人は仕事の効率化を試行錯誤して、常に生産性の向上に努めてきました。その結果彼らは、30代で仕事ができる人たちと周囲から認めてもらえるようになったのです。

仕事を最小限の労力で行う方法を考えることは、あなたの仕事に向き合う意識を変えることにもつながるのです。

まずは自分の意思で仕事への向き合い方を変えよう!

あなたが仕事への向き合い方や取り組み方を変えれば、仕事に対する意識も変わります。意識さえ変化すれば、それだけで仕事ができる人に一歩でも近づいたことになるのです。