人生の主役は君だ。20代転職の失敗しないタイミング

20代転職のタイミングはいつでもOKなんだ

20代に“いつ転職をすればいいのか、最適なタイミング”はあるのだろうか、と考えたことありますか。

その答えなのですが、はっきり言っていつでもいんです。20代は転職するべきだと思ったそのタイミングが正解。

なによりまず、具体的に行動してみましょう。

それで面接してみて、「なんか違うなぁ、今の職場でやるのがいいかも」って思ったら転職しなくてもいいんです。

いちばんダメなのは、うだうだと頭の中で考えて、悩んで何もしないこと。

思考停止からの現状維持ってやつです。

厳しい言い方ですが、こういうのが一番ダメ。今じゃない理由を探して、正当化し、自分を守っているんです。

でも転職について、いろんな否定的な意見もありますよね。

「新卒で入った会社は3年はまず続けろ」

「会社の仕事が忙しいなかでやめたら迷惑がかかる」

「転職先で活躍するためにスキルをみにつけてからだろ」

まぁ、そのとおりなんですが。

でも、その意見にしたがって自分が望む結果にならなかった時に、あなたは納得できますか?

あなたの人生に責任がとれるのは、親でも恋人でも上司でもなく、あなたしかいないんですよ。

と、前置きがながくなりましたが、なぜ20代の転職がいつでもOKな理由を入社・年齢別でみていきましょう。

20代転職がいつでもOKの理由

入社1年目の新卒(22〜24歳)

まず前提として、2018年現在で日本の労働力は不足していて、さらにこれから深刻化していきます。とくに若い人材の確保には、企業がお金と労力をかけていて、苦戦してる状況です。

しかも人事部や経営陣からすると、若い人ほど自社の企業文化へ馴染んでくれるので重宝されています。

人手不足で業績悪化や倒産が懸念されているほどなんですよ。

だから、新卒1年目での転職も問題ないんです。ただし大切なのは、なぜやめたのか、これからどうしていきたいかを正直にちゃんと面接で話すこと。

企業側もポテンシャル採用の面が強いですし、よく見せようと虚勢をはらなくて大丈夫です。

あとブラック企業の場合はすぐに退職するか、転職してください。

待遇面もそうなのですが、とくに心配なのが精神的にやられている場合です。

上司から理不尽な扱いをされる、無理難題を言われる、会社に行くのがツライ。

なんでこんな企業に入ってしまったとか、過去のことを後悔してもしかたありません。ムリして鬱になったり、自殺してしまったら大変です。周りの目を気にする必要ありません。

つまり、新卒入社した会社がブラックなら、転職するには十分すぎる理由なんです。

あと、ベンチャーでよくある労働時間は長いんだけど、周りも良い人だし、仕事もおもしろい!って思えるなら、心配はそこまでありません。

前向きな状態なら、その環境で頑張ってみてOKですね。

入社2年目以降(23〜27歳)

入社2年目以降だと、転職先の企業からするとメリットが多くなります。なぜなら、最低点の社会人経験と常識がすでにもっているからです。

多くの会社は新卒が入社するち研修など育成をおこないます。それには時間とお金がかかるんです。

時間とお金がかかることを、他の企業がやってくれいると考えることができます。

しかも同じ業界からの転職ならば、さらに戦力化も早く、優秀な人材だったら嬉しいことだらけです。

採用する企業にとってもメリットが大きいから、23〜27とかでの転職はOKなんです。

それに3年以内の転職(第二新卒)は、ポテンシャル採用だから即戦力は気にしなくて大丈夫ですよ。

入社5年前後(27〜29歳)

入社して5年程度の経験があると、業界・職種で専門性を身につけていたり、なかにはマネジメント経験もある方もいます。

企業側からすると、そのような能力を期待して採用されます。

また転職する側としても、今までのスキルや経験を活かしてキャリアップも期待できますよ。

また一方で、未経験の業界・職種にチェンジできるのは20代後半までの特権です。

現状から逃げてるのではと考えている人へ

真面目な人ほど思ってしまうことがあるんです。

「いまの状況から逃げてるだけじゃないかな。環境や他人のせいにしてないかな」

これは実際本当にそうなのか、他人からは判断が難しくてわからない問題です。

例えばあなた自身が、「今の環境でやりきった!」と思ったとしても、他の人はそう感じない場合もあります。

それに、ちゃんと仕事をしても、終わって振り返ると「もっとできることあったなぁ」と反省点はでてくるでしょう。

私から言えるのは、周囲の人が「やりきったのか?」「逃げてるだけじゃん」という言葉は気にしないでください。

なぜなら、やりきった・逃げていない、という基準は、スポーツと同じで人の成長具合によるからです。

たとえば、マラソン経験者と運動もほとんどしない初心者がいます。

初心者に対してい、きなり10キロ完走しろって言っても、当然できない人もいるじゃないですか。

運動能力はもちろん、精神的な強さも含めて。

それなのに経験者が、「まだまだできるだろ!逃げるな!おれはできるんだじ!」って言われても「・・・・・いやいや。」ってなるじゃないですか。

だから、仕事においても上司が、「オレもできるのになんでお前はできないんだ!」って言うのも意味がないと思っていて。

だから、周囲の人間の声に惑わされずに、自分のなかである程度の納得感があればそれで大丈夫です。

そうやってだんだんレベルアップしていきます。

だからきっと、次に同じような状況があれば、「前回はここで心がおれたなぁ。でも今はもうっちょっといけそうだから頑張ろう。」ってなると思いますよ。

一歩一歩いきましょう。

転職を成功させるためには行動すること

いままでは、転職のタイミングって20代であればいつでも大丈夫だよってことを言ってきました。

ここからは具体的にちゃんと成功するためにどういうことをすればいいのかみていきます。

1. 転職サイトに登録

まずは、転職サイトやエージェントに登録してください。

頭の中で考えるだけだったり、悩んでいても何も始まらないんですよ。

ある程度考えがまとまってからの方がいいじゃないですか、って考え方もありますけどそんな人ははっきりいって95%やりません。

それよりも登録して、やらなきゃいけない状況をつくって、締め切り効果をつくったほうがよっぽどまともです。

それに、登録してエージェントから話をきいて何かちがうなぁと思ってやめるんだったらそれでいいんですよ。

行動して、考えて、そういう結論がでたなら建設的で前にすすんでいる証拠なんです。

2. 感情・将来について紙に書く

転職サイトやエージェントに登録ができたら、次は自分の今の感情や将来について整理していきましょう。

オススメなのがまずは、おもったことを真っ白なノートや紙に書きまくること。

「なんで、残業代がでないんだよ!全額じゃなくても少しはだしてもいいだろ!」

「自分のやりたかった仕事が、このままだと数年後だよなぁ。何のためにこの会社にはいったんだろ。」

「飲み会に参加させられて、セクハラみたいなこと言われるし、ツライ」

とりあえず、思っていることがからっぽになるまで書きましょう。

そのあとで、

・今の職場で不満におもっていること
・具体的にどういう待遇・仕事内容だと満足できるのか

などについて考えを整理していきましょう。

不安になるのは前にすすもうとしている証拠

みんなと同じタイミングで、入学・卒業・就活・就職。みんなと同じなら安心感があります。

でもみんなと違うタイミングで、一歩を踏み出すのはとても勇気がいるし不安だけど、それは自分と向き合って前をむいている証拠です。

がんばってください。

「なんのために生まれて、何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ」

数学と違って、人生に正解はありません。

自分が望んだ人生に歩めるように一歩一歩がんばりましょう。

とにかく行動!行動!