【第2新卒・20代後半】異業種への転職を成功さえるの6つポイント

人生は一度きり!20代なら違う業界に興味を持って、チャレンジしてみたいと思いますよね。

でも不安もあると思います。

『異業種へ転職はできのかな?』

『転職しても、思ってたい条件と違う!とならないか』

未経験の業界や職種に飛び込むことはとても勇気がいります。そこで今回は転職に成功し、入社後も活き活きと働けるように大切なポイントを紹介していきます。

1. 20代で異業種への転職は可能

まず異業種への転職は可能です。

なぜなら20代は現在のスキルだけではなく、働く姿勢やポテンシャルが重要視されるからです。

また採用する企業にとっても、他業種の経験者が入ることで多様性が生まれ、会社にとってプラスになると考えているんです。

例えばドラクエのゲームでラスボスと戦う時に、パーティーの全員が僧侶よりも、勇者、魔法使い、戦士、僧侶など、それぞれ強みが違うメンバーがいる方を選びませんか?

それと同じで、多様な人材がいる組織は強いと考えているんです。

また変化に対する抵抗がなくなるといったプラスの効果もあります。

進化論で有名なチャールズ・ダーウィンも言っています。

「生き残るのは最も強いものでも、最も賢いものでもない。変化に対応できるものだ」

大企業も倒産する時代です。変化できなければ、いつ会社が倒産しても不思議ではありません。

しかし30代以降になると、異業種への転職のハードルは高くなります。なぜなら30代・40代には、ポテンシャルよりも今までの経験やスキルの即戦力が求められるからです・

ここで言いたいのは、20代で異業種への転職はできる!しかも30代以降になるとハードルが高くなるので、やるなら早い方がいいというこt.

2. 自己分析:なぜ異業種なのか?志望動機は明確にしよう

20代の異業種転職は可能とお伝えしました。では異業種への転職でもっとも大切な1つであるのがこちらです。

「なぜ異業種へ転職するのか?」

この問に対する答えを持つ必要があります。理由は2つあります。

①面接で必ず聞かれる
②答えを知らないと幸せな転職にならない

まず1つ目ですが、なぜ異業種なのか?採用担当者に面接で必ず聞かれるでしょう。

わざわざ未経験の業界に転職しようとしている候補者がいれば、あなたが採用する立場でも、聞きたくなりませんか。

採用担当者がすごく気になる質問に対して、考えが整理されていない、表面的な回答を聞くとおそらく好印象を与えることはできないでしょう。

むしろマイナスの印象を残します。

例えばあなたの友達が、「この映画は、今までの人生で一番感動した。見ないと人生損するから見たほうがいいよ。」と言われたとしましょう。

あなたが面白い映画と感じても、少しがっかりした気分も感じているでしょう。なぜなら期待値が高くなっていて、もっともっとよい映画だと思っていたけど、そこまでではなかったからです。

これと同じです。だから異業種への転職する際には、とても重要な問いであることを認識しましょう。

そして2つ目の、「幸せな転職にならない」についてです。

これは現状に満足していない理由がわからなければ、転職してもその理由を解決できないからです。とくに異業種に行くとなれば、転職後に「思っていた状況と違う」となるかもしれません。

そんな不幸な状態をさけるためにも、自分がなぜわざわざ異業種に転職しようとしているのかを、問いただし答えれるようになる必要があります。

3. 情報収集:業界研究はできるだけ行おう

業界研究は釈迦に説法かもしれませんが、必ずやりましょう。下記の3つのポイントをおさえて、気になったことは転職エージェントさんなどに質問してみましょう。

・業界の将来性
・平均給与と労働時間
・自分の業界と比較し、何が違うか

この3つは必ずおさえてください。とくに3つ目の業界の違いについては、気づきが多いほど『こんなはずじゃなかった』などのギャップを事前になくせる作業です。

どうやってするのかは、最初はマイナビさんの「社会人のための転職業界研究」が便利です。

4. 面接:採用する企業側の意図を把握しよう

なぜこの企業は業界未経験の採用をしているのか?という疑問をもちましょう。

なぜなら意図が見えれば、面接のコミュニケーションがスムーズになります。そして入社後も『こんなはずじゃなかった』というミスマッチが起こりづらくなりからです。

業界未経験の20代人材を採用しようとしている意図は下記などがあります。

  • 業界が人材不足
  • 企業の年齢構成比をなおすため、20代は幅広く募集
  • 20代はポテンシャルや仕事の姿勢を重視
  • 他業種からの文化・常識を組織に
  • 職種が同じであれば業界経験は関係ない
  • 新規事業で、自社に足りないスキルを持った人材をもとめている

たとえば20代はポテンシャルと仕事への姿勢を重視している企業であれば、業界経験は関係ないぐらいに考えてるケースもあります。入社後の研修やOJTでキャッチアップしてくれれば問題ないからです。

一方で慢性的に人材不足の業界だと、『行きたい業界だけど労働時間が長いかもしれない』となるかもしれません。その際に『本当に自分はこの業界に行きたいのか?』など覚悟を持つことができますし、気になる部分は面接で質問して解決することができます。

第2新卒で異業種に転職する方は、下記の記事も参考にしてみてください。

採用担当の本音を知ろう!第二新卒が転職で成功するポイント

5. 未経験職種で転職を成功させるために

そもそもですが、異業種への転職には2つのパターンがあります。

①業界未経験・同じ職種
②業界未経験・違う職種

②における、未経験専門職への場合は、転職の行い方が違ってきます。例えば営業や事務をやっていたけど、デザイナーやプログラマーの仕事をしたい場合です。

この場合は、独学・スクールなどで専門スキルを学んだ後に、転職活動を実施する必要があります。専門職の場合は、さすがに20代でも未経験で採用してくれる企業はほとんどないと思った方がいいでしょう。

しかし逆にいえば、スキルがあることを示すことができれば転職は可能です。webエンジニアなどは慢性的に人材不足なので、3ヶ月ほどスクールに通えれば、そのまま転職先企業を斡旋してくれるケースもあります。

まとめますと、専門職での未経験職種への転職は、スクールなどでスキルを身に着けてから転職活動をすすめましょう。

6. 第2新卒の異業種転職

第2新卒の異業種の転職では、専門職以外であれば基本的に業界の経験は重視されません。

むしろ経験やスキルよりも、仕事への姿勢や今後についてどう考えているのかといったキャリア志向などが重視されます。

また冒頭でも書きましたが、第2新卒の場合は転職理由がより大事になってきます。採用担当者としても、なぜ異業種へ転職するのだろう?という関心以外に、すぐに辞めないだろうかといった不安もあるからです。

詳しくはこちらの記事にかいているのでチェックしてみてください。

必ず聞かれる!第二新卒の転職理由でおさえる3つのポイント

7. 20代後半での異業種への転職

20代後半で異業種へ転職する際は、今までの経験やスキルをどのように役に立てることができるかをアピールしましょう。

第2新卒よりも、ある程度の即戦力や今までのスキルを活かしてほしいという意図が採用する企業にはあります。そのうえでなぜ異業種に転職したいのかを伝えましょう。

たとえばシステム開発会社で働いていたエンジニアが、そのまま事業会社に転職する時のケースです。

・アピール:今までの開発経験・スキルから役に立てる
・志望動機:ユーザーに直接サービスを提供したい

ほかにも広告代理店のマーケティンが、メーカーに転職する際のケースです。

・アピール:製品を消費者へ伝える経験が役に立つ
・志望動機:御社の製品のファンだから

このようなイメージで、アピールポイントと動機を明確にしましょう。

まとめ

異業種への転職はしっかりとした準備をすることで可能です。とくに20代の方にとっては、30・40代よりも可能性が高いためすぐに行動することを強くオススメします。

一度きりの人生なので、後悔のないようにチャレンジしてください。