事務職女子もお金がもっとほしい!給料を上げる4つの方法

「どうにかして給料を上げたい…」

事務職女子と一緒に飲むと必ず話題になるのが「給料」や「時給」といったお金の話題です。

派遣社員や契約社員として事務の現場で働く人の中には「頑張って働いても、手取りが寂しい…」、「給料の上げ方がわからない」と悩んでいるケースが少なくありません。

ここでは、派遣や契約社員の中でも事務職で働く女性が給料をあげていくために出来る4つの方法を紹介します。

交渉は給料アップの第一歩!まずは話すところからはじめよう

1つ目の方法は、「給料の交渉」です。賃金交渉に慣れていない人に向けて、給料を上げるためのポイントも紹介します。

「給料を上げてほしい」という気持ちはしっかりと伝えよう

まず給料を上げるために出来ることは「給料アップの交渉」です。

給料を上げてほしいと思った時は、その意思を企業へ伝えるようにしましょう。伝えるタイミングとしては、契約更新面談など「お金の話を出しても不自然ではない時」が適しています。

ただし「給料を上げてほしい」と自分の理由だけを述べても、「雇用先が給料を上げるメリットが無い場合」には検討してもらうこと自体正直難しいです。

そのため、「給料を上げてもらえるだけの理由」を自分から相手に提供する必要が出てきます。

    【給料を上げてもらうための理由】

  • 契約内容と業務が変わったから
  • 業務に必要な資格を取得したから
  • 勤続年数が長く、所属部署の仕事にも大きく関わっているから

などが挙げられます。

雇用契約の内容や企業の向き合い方によっては、検討してもらうことが難しい場合があるのも事実。

しかしそんな環境であっても「まずは自分の意思を伝える」ということが、給料を上げるための最初の一歩としては大切なのです。

大きな給料アップは期待しない

先ほど給料を上げるために「まずは交渉から」という話をしましたが、もし交渉が成功したとしても大幅な給料アップは期待しないでください。

正直なところ、時給換算で100円給料が上がったらラッキーです。月収に換算すると1.5万円前後のアップになります。

企業によっては時給10円〜50円程度のアップという場合もありますので、「時給が上がっただけ良かった」と割り切った状態で結果を受け止めた方が気持ちの浮き沈みは少ないです。

また企業側への印象を考慮して「あえて自分から給料のことは言わない」という人も中にはいます。

契約先や派遣元によっては、働きぶりや勤務状況に応じて給料を上げてくれる場合もありますが、雇用主としては「人件費は最小限に抑えたい」という考えがあるため、先方から提案してくれることは期待しない方がいいでしょう。

 

副業という選択肢も視野に入れてみよう

企業へ給料交渉をしたけど上手くいかなかった人や、もっと確実な方法で収入をアップしたいという人にオススメなのが「副業」です。

副業を通してお金も経験も得よう

副業のメリットは、お金を稼ぎながら今の仕事では得られない経験ができること。

副業と一言でいっても、週1〜週2のアルバイト、単発の仕事、クラウドソーシングなど自宅で出来るもの、知り合いの手伝いなどさまざまです。

せっかくなので、ただお金を稼ぐために自分の時間を提供するのではなく、将来のステップアップも考えて「経験」も一緒に得られるような仕事に挑戦しませんか。

とくに事務以外のスキルを身に付けたいと考えている人は、経営感覚が身につけらるような仕事がオススメです。たとえば依頼主との交渉や接客スタイルを「自分で考えて行えるような仕事」などは実践的な経営を体感するにはうってつけです。

水商売(ナイトワーク)は避けよう

副業という言葉を出した時に、キャバクラや風俗などの水商売(以下、ナイトワーク)を検討する人もいるようですが、残念ながらオススメは出来ません。それは本業にとって、リスクの高い副業だからです。

たしかにナイトワークは時給が事務職よりも高額なため、収入だけで比較すると良さそうな仕事にみえます。

しかし基本的に勤務時間が夜であるため、体調管理を十分に注意しないと本業に支障が出てしまいます。

またナイトワーク先によっては、同じ職場の人に遭遇する可能性があったり、妙なうわさを立てられるリスクがあったりと、日常生活に支障が出かねないからです。

どうしても将来のことを考えてナイトワークをしたいという人以外は、副業の選択肢からは外した方が無難ではないでしょうか。

また女性にオススメの副業や一覧はこちらでもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

20代女性にオススメ!在宅でできる人気の副業ランキングTOP10

 

正社員への転職も前向きに検討しよう

給料を上げるために出来る3つ目の方法は「正社員への転職」です。

同じ給料でも正社員の方が待遇はよい

正社員と派遣や契約社員を比べた時に、同じような業務を行っている場合でも、正社員の方が総合的に見て待遇が良いのが現状です。

政府主導で行われている「同一労働同一賃金」という取り組みによって、正社員と派遣や契約社員の労働格差は少しずつ減ってきています。

しかし家賃補助や有給休暇など福利厚生面を考慮すると、まだまだ正社員の方が待遇面よいのが実情です。

とくに今後も事務の仕事を行いたい人は、長い目で見ると正社員の方が給料アップの可能性もたかいため、転職の検討を前向きにされることをオススメします。

焦りは禁物!条件だけで転職を決めない

「待遇がよい」という条件だけで、正社員への転職を考えている人はちょっと待ってください。

もちろん雇用条件や給与も大切ですが、長期的な視点から「その企業は女性が長く働ける環境」なのか、「どのようなキャリアアップが望めるのか?」なども考える必要があります。

条件だけで企業を選ぶと、転職後に「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔するケースも少なくありません。必ず「自分がどうありたいのか?」をセットにして検討するようにしましょう。
 

事務職での正社員転職は具体的にどうやってするの?オススメの転職サイトはこちらの記事でまとめています。ぜひチェックしてみてください。

未経験から事務職になる方法!オススメの転職エージェント10選

資格取得でキャリアアップ&ジョブチェンジ

給料を上げるために出来る4つ目の方法は「キャリアや仕事を変えるための資格取得」です。

事務系に有利な資格を取得しよう

給料に直結するという面では、「事務職として即戦力であること」の証明が出来る資格がオススメ。

例えば、事務職には欠かせないWordやExcelなどのスキルレベルを表す資格として、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」が有名です。

MOSにはスペシャリスト(一般向け)とエキスパートPart1、Part2(上級者向け)の2種類3資格が用意されています。目指すレベルや業務状況に応じて、試験を選べるのが特徴です。

経理や財務業務に関わっている人や将来的に関わりたい人には「簿記」や「ファイナンシャルプランナー」などがオススメです。

このように自身の業務と連動した資格を取得することでキャリアアップを狙っていきます。

「事務+α」の資格に挑戦

将来的に事務職以外への転職を考えている人には、行きたい業界で重宝される資格の取得をオススメします。

例えば、特許事務など知的財産関係の業界へ転職を検討している人は「知的財産管理技能検定」がオススメ。この資格は国家資格でもあるため、知財業界への転職ではアピールにもってこいです。

英語を使った仕事を検討している人は、「TOEIC」の受験がオススメです。書店で参考書が手軽に購入出来るのはもちろん、専門教室などが色々な場所で開催されているため、勉強には困りません。

今行なっている事務業務に+αの強みを加えるための資格取得を行うことは、将来的に給料を上げるためにも重要となってくるのです。

 

まとめ

今回は、派遣や契約社員として働く女性事務職が給料アップを行なうために出来る4つの方法を紹介しました。自身の価値を高めるためにも、さまざまな方法を組み合わせながらどんどん挑戦してみてください。